感性計測特論
syllabus
科目名 | 感性計測特論 |
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教員名 | 上條 正義、佐古井 智紀 |
単位数 | 2 |
開講学期 | 1年2年 後期 |
授業のねらいと概要
- ねらい
- 感性価値ある製品を開発するための計測技術として、製品が持つ物理特性に基づく物理刺激、その刺激による人間の生理・心理反応を計測する方法を学び、製品と人の相互関係を計測評価するしくみを設計できるセンスを修得する。
- 概要
- 製品と人間との関係性の一つである心地良さという現象を明らかにし、数理的に扱えることができれば、人の感性を活かした製品開発に寄与できる。そのために、人間の生物学的なしくみを理解し、感性情報の数理的な取扱いを学び、快適な製品が持つ基本特性とその生産方法に係る科学技術についての理解を深める。
授業計画
- 第1回 感性価値創造のための感性計測とは
- 第2回 見やすさを評価するための視環境の物理評価法
- 第3回 見やすさを評価するための視覚生理
- 第4回 身体圧迫刺激の物理測定法
- 第5回 身体圧迫ストレス時の生理反応と計測評価法
- 第6回 温熱刺激の物理測定法
- 第7回 温熱ストレス時の生理反応と計測評価法
- 第8回 接触刺激の物理特性および物体表面特性測定法
- 第9回 接触ストレス時の生理反応と計測評価法
- 第10回 痛みストレス時の生理反応と計測評価法
- 第11回 乗り心地の計測評価法(物理刺激と生理・心理反応の計測)
- 第12回 寝心地の計測評価法(寝具の力学特性の測定方法・生理反応測定)
- 第13回 着心地の計測評価法
- 第14回 疲労の計測評価
- 第15回 心地の計測評価を用いた製品開発を考える
成績評価方法
出席、発表、発言、レポートの内容から総合的に判断する。
出席を含む授業への参加態度(50%)
試験(論文)の内容による評価(50%)
質問、相談への対応
随時
学生へのメッセージ
思考を柔軟にして、授業でのディスカッションが感性価値創造につながることを体験して欲しい
教科書・参考書
- 参考書
- 感性価値創造イニシアティブ 文部科学省
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/creative/kansei.htm
備考
- 履修上の注意
- 文部科学省の感性価値創造イニシアティブを読んでおく