繊維製品快適性評価特論
syllabus
科目名 | 繊維製品快適性評価特論 |
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教員名 | 西松 豊典(非) |
単位数 | 2 |
開講学期 | 1年2年 前期 |
授業のねらいと概要
- ねらい
- 繊維製品を設計・製造する場合、人間の製品に対する意識分析(快適性)だけでなく繊維、糸、繊維製品の物理的性能、化学的性能、実用的性能、トランスポート性能などについても評価することが重要である.そこで、人間の感覚による繊維製品の快適性評価法、ならびに製品などの物理量を客観的に計測・評価する手法について講義するとともに、受講者が課題論文の内容について発表し質疑応答を行うことによって、繊維製品の評価法を理解することができる。
- 概要
- 繊維製品を含む工業製品の消費性能や快適性(着心地、座り心地、歩き心地など)をどのような手法を用いて計測・評価したらよいかについてを課題論文より学ぶ。
授業計画
下記の内容について、提供した和文論文や英語論文により内容を説明し質疑応答を行う。
- 被服材料(繊維、糸、布)の種類と特性について
- 被服材料の消費性能
- 風合い評価について
(1)視覚と触覚について
(2)風合いの定義について
(3)官能検査による風合い評価について
(4)力学的特性による風合い計測について - 快適性評価法(感性の心理生理計測法、温熱生理計測法など)
- 自動車シート、椅子、スポーツ衣料などの快適性評価への応用
成績評価方法
・出席日数
・課題論文の報告内容、提出レポートの成績
質問、相談への対応
講義後に質問への対応を行います
学生へのメッセージ
教科書・参考書
講義時に配布する論文
備考