ヤーンテクノロジー特論
syllabus
科目名 | ヤーンテクノロジー特論 |
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教員名 | 松本 陽一(非) |
単位数 | 2 |
開講学期 | 1年2年後期 |
授業のねらいと概要
- ねらい
- 日本唯一の繊維学部において、しかも繊維工学を学ぶ大学院生として、一次元繊維集合体である糸、特に紡績糸の作製技術について学ぶことは必要不可欠である。
- 概要
- 新しい繊維材料の開発や新天然繊維の利用にともない、素材の多様化や複合化、また糸構造の多層化が盛んに進行している。そこで、1本の紡績糸中における繊維間複合技術や短繊維の張力制御方法などについて学ぶことによって、新技術の創製や新製品の開発に必要な専門用語の知識を増やし、技術の理解と応用ができるようにする。主として、紡績技術に関する英文の学術論文や資料等を選択・提供して、その翻訳と講義である。
授業計画
- 第1回 単糸、諸撚糸、コード糸の作製
- 第2回 各種精紡方式による単糸構造の特性
- 第3回 複合糸の作製
- 第4回 コアスパンヤーンの作製
- 第5回 コアスパンヤーンの特性
- 第6回 ツインスパンヤーンの作製
- 第7回 ツインスパンヤーンの特性
- 第8回 トリプレットスパンヤーンの作製
- 第9回 トリプレットスパンヤーンの特性
- 第10回 ステープルコア・ツインスパンヤーンの作製
- 第11回 ステープルコア・ツインスパンヤーンの特性
- 第12回 ツインステープルコア・スパンヤーンの作製
- 第13回 ツインステープルコア・スパンヤーンの特性
- 第14回 ダブルステープルコア・スパンヤーンの作製
- 第15回 ダブルステープルコア・スパンヤーンの特性
- 第16回 期末テスト
成績評価方法
授業への出欠席のみならず、レポート課題の提出とその内容によって評価する。
質問、相談への対応
オフィスアワーを設定していないので、基本的にはいつでも可である。ただし、メールや電話による対応は不可とする。
学生へのメッセージ
世界の繊維業界を支えて、リードするためには、繊維工学を学ぶことが必要です。
教科書・参考書
特になし
備考
- 履修上の注意
- 繊維工学は応用の学問であるので、いろいろなことに興味を持ち、積極的に学ぶ努力が重要である。