信州大学

“International Conference of Future Textile 2010”

 日本の繊維産業は、成熟産業として従来の衣服を中心とした繊維関連の分野でさらに大きな発展をしていくことは難しくなっています。しかし、産業用繊維を含めた「ファイバー」という分野を含めると、ファイバーはあらゆる産業の基盤的科学・技術となっている。繊維学部では、21COEの時点から「ファイバー工学」という新しい学問分野を切り拓き、海外でも認められる存在となってきた。ここで新たに、海外からの一流の研究者を招き、「未来の繊維」のあるべき姿について、講演とパネルディスカッションを通じて、新たな出発点となるべくこの国際会議"International Conference of Future Textile 2010"を企画いたしました。
 この会議は、従来ノースカロライナ州立大学(米国)、マンチェスター大学(英国)、信州大学の3 大学が中心となり、持ちまわりで隔年開催していた世界3大地域代表会議(3 極会議)が発展したものです。
 今回は、信州大学のグローバルCOE ”International Center of Excellence on Fiber Engineering” が中心となり、香港理工大学を加えた4 大学間で、それぞれ海外ブランチを設置した記念も加味した企画となっていると共に、繊維学部100周年記念事業の一環として開催されます。各大学からの招待講演(14件)、グローバルCOE 学生を中心としたポスターセッション(58件)に加え、繊維学部が新たに取り組んでいる Fiber Innovation Incubator(FII) が企画した産学官 連携に関するパネルディスカッション、および海外ブランチ締結の記念セレモニーからなっています。

  1. 開催日程;平成22 年7 月15 日(木)-17 日(土)
  2. 場所;信州大学繊維学部 総合研究棟7 階 ミーティングルーム1
  3. プログラム、招待講演者;詳細は左メニューよりご確認ください。

以上