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平成26年度 文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業・信州大学「共時と創発」

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基礎講座[結果報告]

第2回・基礎講座(第1部:地域の文化芸術マネジメント)

スキル
地域文化・マインド[全2回]
講座内容
長野県の文化祭礼~神から人へ~(レクチャー)[終了]
講師
笹本正治教授(地域戦略センター長/人文学部/副学長)
開催会場
まつもと市民芸術館
開催日時
2014年5月28日(水)19:00~20:00

「共時と創発」基礎講座第2回目は、神から人へ向かうことにどんな歴史と意味があるのか? 私たちは何を継承し表現するのか? 笹本先生(地域戦略センター長/人文学部/副学長)がこれまでに関わった長野県内各地の祭礼を紹介し、歴史学と民俗学から文化芸術を考えるレクチャーを行いました。
 

レクチャー内容「長野県の文化祭礼 ~神から人へ~」

「祭りは神へ捧げるものだった。祭りの儀式、行為、装飾などその一つ一つには意味があり、集落を囲むしめ縄や神社の位置、お通りなど、地域において祭りのもつ意味は深い。しかし、祭りがその地域独自のものかというと、地域ごとに少しずつ違っていても、普遍性がある」霜月祭りや雨宮の神事芸能、穂高神社の大遷宮祭りなど、まるで祭りに参加しているようなストーリーで教えていただきました。「現在は、祭りの時間は夜から昼へ、人が集まりやすい場所へ移り、神秘的な鈴の音や笛、太鼓は大きな音へ変わっている。音のない贅沢を味わうことや感性を作っていくことなど、文化芸術に関わる私達はここから何を伝えていくか考える必要がある」と、文化芸術に関わる者として何を現代や未来に伝えていくのか、たくさんのヒントをいただいたと思います。

受講生からは、「自分の地域以外の祭りを知ることができたことや、祭りを普遍的に見ることが興味深かった」、「芸能の始まりは祭りであることを改めて感じた」などの感想をいただきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

次回は、林靖人(地域戦略センター/准教授)による「地域ブランドから文化芸術を考える」を、6月11日(水)19:00から信州大学にて行います! 次回もご期待ください!

レクチャーの様子レクチャーの様子レクチャーの様子

レクチャーの様子

信濃毎日新聞(5月31日)にて「第2回・基礎講座」について紹介されました。
信濃毎日新聞(5月31日)にて「第2回・基礎講座」について紹介されました。