放射性同位元素利用部門 ヒト環境科学研究支援センター 信州大学
 
放射性同位元素利用部門部門 ヒト環境科学支援センター 信州大学
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RI利用の目的等

1.RI利用の目的
放射性同位元素利用部門では、物質等に標識された、密封されていない液状の放射性 同位元素(ラジオアイソトープ:RIと略す)をRI標識化合物としてトレーサー実験に 用いる。 即ちRI標識化合物を物質の体内分布、移動、物質変化、遺伝子等の解析、超微量生体 物質の検出などのトレーサーとして用いている。
研究対象の組織、細胞、血液、遺伝子等にRIからの放射線による影響(放射線による 障害等)をおこしては実験研究ができないので、極微量のRIのみを使用している。 RIを用いたトレーサーとしての感度は、RIを用いない他の方法に比べ極めて高く、極 微量の放射能量で充分にトレーサーとしての役割を果たす。

2.RI実験施設とは
放射性同位元素(ラジオアイソトープ:RIと略す)を取扱う施設は「放射線障害防止 法(文部科学省)」の厳しい施設基準に適合しなければならない。当施設では密封さ れていないRIを使用するため、使用時にRIが空気中に漏れ出す可能性があり、また実 験器具等がRIで汚染する可能性もある。従って当施設の各実験室にはRIを安全に取り 扱うためのフードや換気装置を有しており、排水は全て貯留槽に導かれ希釈槽におい て希釈浄化される。 排気装置、排水浄化装置には放射線モニターが設置されており、監視装置でコンピュ ータにより常時コントロールされている。
 
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