平成29年5月20日(土)松高・信大寮歌祭が開催されました。

 松高・信大寮歌祭が平成29年5月20日(土)、松本市のあがたの森文化会館講堂ホールにて開催されました。 昨年に引き続き、活動を停止した旧制松本高等学校同窓会と信州大学ならびに信州大学同窓会連合会による共催での開催となりました。

  

 卒業生で、理学部同窓会長森氏の開会宣言に続いて信州大学濱田学長の挨拶、旧制松本高校26回生の上條氏の発声で乾杯のあと、 大正、昭和の激動の時代に学生によって作られてきた歴代の寮歌が高唱されました。

  

 旧制松高や信大の卒業生の他、遠くは現在の北海道大学や旧制旅順高等学校の卒業生、一般の方も含めて各地から110名ほどの参加があり、 学章の法被や高下駄、マント、白線帽、袴などを身に着けた参加者は、当時に思いを馳せながら初夏の陽気となったあがたの森に力強い歌声を響かせていました。



 信州大学前学長の山沢氏による挨拶のあと、今年は信州大学交響楽団が思誠寮寮歌「春寂寥」学生歌「叡智みなぎる」の伴奏を行いました。 オーケストラの心地よい音色に参加者の声が重なり、寮歌によって、世代を越えた交流が生まれた瞬間となりました。 最後に全員で旧制松高校歌を合唱し、盛会のうちに散会となりました。なお、この寮歌祭は来年も開催予定です。