平成28年5月21日(土)松高・信大寮歌祭が開催されました。

 松高・信大寮歌祭が平成28年5月21日(土)、松本市のあがたの森文化会館 講堂ホールにて開催されました。 旧制松本高等学校同窓会は長年に亘り、寮歌祭を開いてきましたが、昨年高齢化に伴い同窓会の活動を停止、 信州大学と信州大学同窓会連合会がその会を引き継ぎ、今回は共催という形での開催となりました。

  

 卒業生で、理学部同窓会長森氏の開会宣言に続いて信州大学前学長である山沢清人氏の挨拶、昭和19年卒山田光男氏の発声で乾杯のあと、 大正、昭和の激動の時代に学生によって作られてきた歴代の寮歌が高唱されました。

  

 旧制松高の卒業生はもちろん、北大、旅順高等学校の卒業生など日本各地からおよそ100人が集い、 旧制高校の学章が入った法被にシンボルであった白線帽を身に着けた卒業生たちは、「アインス、ツヴァイ、ドライ(ドイツ語で1,2,3)」の掛け声にあわせ、 80代90代とは思えない迫力ある歌声をあがたの森に響かせていました。
 数十曲の寮歌・校歌に声を合わせ、青春時代の思い出を語り合い、最後は松本高等学校校歌の大合唱で盛況のうちに閉会を迎えました。この寮歌祭は来年も開催予定です。