スポーツ選手の腰痛を防ぐためのトレーニングについて
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.5 Vol.5】
要旨
本研究では,大学運動選手を対象として,スポーツ選手の腰痛を防ぐためのトレーニング方法について,ウェイトトレーニングにおける基本的動作を中心に筋電図学的に分析検討し,次のような結論が得られた。すなわち,バーベルから離れて立ち,膝を伸ばしたまま脊柱を屈曲させてのバーベル保持の立ち上り動作は,腰痛発生の危険性が高く,上体を垂直位にして立ち上ることが重要である.また,上体そらしにおいては,両手を腰の後で組むよりも頭の後で組んだ方が腰部への力学的ストレスが小さいことが示唆された.
「デサントスポーツ科学」第5巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
本研究では,大学運動選手を対象として,スポーツ選手の腰痛を防ぐためのトレーニング方法について,ウェイトトレーニングにおける基本的動作を中心に筋電図学的に分析検討し,次のような結論が得られた。すなわち,バーベルから離れて立ち,膝を伸ばしたまま脊柱を屈曲させてのバーベル保持の立ち上り動作は,腰痛発生の危険性が高く,上体を垂直位にして立ち上ることが重要である.また,上体そらしにおいては,両手を腰の後で組むよりも頭の後で組んだ方が腰部への力学的ストレスが小さいことが示唆された.
「デサントスポーツ科学」第5巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 宮崎義憲, 七類誠, 朽木勤 |
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大学・機関名 | 東京学芸大学 |
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