お知らせ

第50回医学教育学会大会(教員が最優秀演題賞を受賞しました)

8月3日(金)〜4日(土)にかけて第50回日本医学教育学会大会が東京医科歯科大学で開催され、当センターからは以下の演題が発表されました。

● 研修医室の解錠記録で調べた大学病院で働く初期研修医の在院時間(多田剛)

● 大学におけるFaculty Developmentの到達目標について(森淳一郎)

● Measuring social interdependence in collaborative learning: Instrument development and validation(清水郁夫 [病院医療安全管理室助教])

このうち、清水の演題が、国際部門最優秀口頭演題賞に選ばれました。
この演題は医療系学習で頻用されるproblem-based learning やteam-based learningといった協調学習における、社会的相互依存の構築について調べるために、その尺度を開発し妥当性の検証を行ったものです。
これまでは、協調学習の成果の検証はおもに知識の習得についてのみなされてきました。しかし、医学教育においては、たんに知識の習得のみならず、チーム医療に代表される他者と連携する能力が求められます。その理論的基盤が社会的相互依存です。
この尺度を用いることで、協調学習環境において社会的相互依存がどの程度構築できたかを可視化できるようになり、授業計画の改善や学習者の支援に役立てるなど、医学教育におけるさまざまな応用が期待されます。
IMG_9262.jpg最優秀演題賞2018JSME.jpg

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