循環器内科学教室の研究部門である循環器病態学は、平成15年5月に池田教授が着任しスタートを切り、心臓や血管疾患の病態解明や再生医療などの治療法の開発をテーマに研究を行っています。本研究室の特徴としては、基礎研究から臨床研究までを一貫して行っていることです。近年、医学研究においては、基礎研究で得られた成果を実際の臨床に応用するための研究分野、いわゆるトランスレーショナル・リサーチの重要性が指摘されていますが、本研究室はまさにこのトランスレーショナル・リサーチを行うために最適の環境であり、得られた研究結果を臨床に還元することを目指して日夜研究に励んでいます。