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炎症や免疫細胞からみた心血管疾患

高齢化社会や生活習慣の欧米化などにより、本邦においても狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患は増加傾向にあります。このような虚血性心疾患は、動脈壁が肥厚して内腔が狭くなる、いわゆる動脈硬化を基盤として発症、進展してくることから、動脈硬化の機序の解明と治療法の開発は重要な課題となっています。近年、この動脈硬化の病態は、慢性的な血管壁の炎症反応であることがわかってきました。

このことから、私たちの研究室では、種々のサイトカイン等のノックアウトマウスやトランスジェニックマウスを用いて、動脈硬化の機序の解明や遺伝子治療などによる新たな治療法の開発を研究しています。さらに、動脈硬化や虚血性心疾患以外の心血管疾患の病態においても、炎症反応や免疫反応が重要であることから、肺高血圧症や自己免疫性心筋炎、心移植後の拒絶反応、心不全などの動物モデルを用いて、これらの病態解明や新たな治療法の開発に挑戦しています。

MMFによるラット自己免疫性心筋症の治療効果

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