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1.加齢適応医科学の後継者育成は焦眉の急である 加齢適応研究センターの時限は平成16年に控えているが、改組の進化的形態として、これまでのプロジェクト研究の十分な実績に基づいて、超高齢化時代の社会的要請の強い加齢適応医科学の後継者育成のための独立専攻立ち上げは焦眉の急である。
2.超高齢化社会での生活習慣病予防の科学的戦略の開発は急務である
我が国の超高齢化社会において生活習慣病に対する予防医学の普及は急務である。全国では「健康日本21」(平成12年〜22年)、長野県では「健康グレードアップながの21」(平成14年〜22年)プロジェクトが立ち上がっている。特に、松本市では市民のこの分野への関心が高く、平成16年には「松本市熟年者健康スポーツ支援センター」が設立される。信州大学で、そのための科学的戦略を提供し、かつ指導者育成を目的として、独立専攻博士課程の設置を強く希望する。
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