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診療科案内
  • 消化器外科(肝・胆・膵)主として肝・胆・膵疾患の外科治療を行っております。
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膵島移植の成績膵島移植の成績

移植膵島が生着していると、血糖値に反応してインスリンを分泌するので、インスリン注射が不要になる、あるいは注射する量を減らすことができます。移植膵島から分泌されるインスリンの量は、血液中の血糖に応じて自動的に増減されるため、移植前に比べて血糖のコントロールが良くなります。
しかし、膵臓から膵島を取り出す(単離する)際や、移植した後に起こる炎症や拒絶反応によって膵島細胞数が減少してしまいます。そのため、1回の膵島移植では血糖のコントロールがあまり改善されないことや、移植後に時間が経過するにつれて再び血糖のコントロールが悪くなってくることがあります。

2000年にカナダのアルバータ大学で膵島移植を受けた7例の患者さんは2〜3回の膵島移植が必要でしたが、結果として全員移植後にインスリン注射が不要となりました。移植後1年、2年と経過するとインスリンの分泌量が少なくなって、多くの方が再びインスリン注射が必要となりました。しかし、移植膵島からは血糖に応じてインスリンが分泌されているので、血糖のコントロールは移植前に比べて容易になり、低血糖の頻度は減少しました。
その後、免疫抑制療法の改良等によって、北米では、膵島移植の3年後にインスリン注射が不要のままでいる患者さんは5割前後に上るようになってきました。

日本では、ドナーからの膵島提供が限られていることや、使用する免疫抑制剤に制限があったことから、まだ海外と同等な成績には至りませんが、さまざまなハードルを乗り越えて、臨床研究として膵島移植を行うことができるようになり、成績改善に取り組んでいます。

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