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婦人科腫瘍患者由来の初代細胞培養および幹細胞培養とその分子生物学的評価

信州大学医学部附属病院産科・婦人科の患者様で、

バイオバンク信州にご協力いただいた皆様へ

当科における臨床研究にご協力をお願いいたします。



2022年10月27日

「婦人科腫瘍患者由来の初代細胞培養および幹細胞培養とその分子生物学的評価」に関する臨床研究を実施しています。

 信州大学医学部倫理委員会の承認を受け、研究機関の長の許可を得て実施しています。この研究は、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされています。

倫理審査承認番号

721

研究課題名

婦人科腫瘍患者由来の初代細胞培養および幹細胞培養とその分子生物学的評価

所属(診療科等)

産科婦人科

研究責任者(職名)

宮本 強(准教授)

研究実施期間

研究機関の長による許可日~2027年3月31日

研究の意義、目的

子宮体癌、卵巣癌、子宮頸癌などの悪性腫瘍に関して細胞培養を行い、原因となる遺伝子の解析や発症メカニズムの解明、治療薬剤の有効性の効果を判定する手法の開発などを目指す。

対象となる方

2020年7月6日から2026年9月30日の期間に当院産科・婦人科で手術を受けられバイオバンク信州に協力された方

利用する診療記録/検体

年齢、既往歴、手術日、手術術式、術後治療、病理診断(病期、リンパ節転移、腹膜播種の有無、腹腔洗浄細胞診、脈管侵襲など)、再発確認日、再発後治療など/手術で摘出した組織の一部

他機関への試料・情報の提供方法

上記、利用する診療記録と組織について、個人が特定される情報を除いた上で、診療記録はパスワードがかかったデータとして、組織は郵送にて、下記共同研究機関に提供し共同研究を行います。

研究方法

バイオバンク信州に保管されている組織を用いて初代培養細胞を樹立し、遺伝子の解析や発症メカニズムの解明、治療薬剤の有効性の効果を判定する手法の開発の研究を行います。

共同研究機関名

 愛知医科大学(責任者:猪子誠人)、山口大学(責任者:宮本達雄)

 愛知県がんセンター研究所(責任者:小根山千歳)

研究代表者

主任施設の名称:信州大学医学部産科婦人科学教室

研究責任者:宮本 強(准教授)

問い合わせ先

氏名(所属・職名):同上

電話:0263-37-2719

【既存の検体や診療記録、検査結果】を研究、調査、集計しますので、【新たな診察や検査、検体の採取】の必要はありません。

利用する情報からは、患者様を直接特定できる個人情報を削除し、共同研究機関である愛知医科大学、山口大学、愛知県がんセンター研究所に提供します。

研究成果は今後の医学の発展に役立つように学会や学術雑誌などで発表しますが、その際も患者様を特定できる個人情報は利用しません。

この研究にご自分の診療記録/組織等を利用することをご了解いただけない場合、またご不明な点については、上記問い合わせ先までご連絡くださいますようお願いいたします。

研究不参加を申し出られた場合でも、なんら不利益を受けることはありません。ただし、同意取り消しの申し出をいただいたとき、すでに研究成果が論文などで公表されていた場合や、試料や情報が匿名化されて個人が全く特定できない場合などには、結果を廃棄できないこともあり、引き続き使わせていただくことがあります。