ホーム >

業績・学会活動・臨床研究 > プラチナ投与歴を有する子宮体癌再発症例に対するプラチナ製剤再投与の治療効果についての観察研究

プラチナ投与歴を有する子宮体癌再発症例に対するプラチナ製剤再投与の治療効果についての観察研究

信州大学医学部附属病院 産婦人科に通院中または過去に通院・入院された患者様またはご家族の方へ当科における臨床研究にご協力をお願いいたします。

2023年12月7日

 

「プラチナ投与歴を有する子宮体癌再発症例に対するプラチナ製剤再投与の治療効果についての観察研究」に関する臨床研究を実施しています。

 信州大学医学部倫理委員会の承認を受け、医学部長の許可を得て実施しています。この研究は、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされています。

倫理審査承認番号

6055

研究課題名

プラチナ投与歴を有する子宮体癌再発症例に対するプラチナ製剤再投与の治療効果についての観察研究

所属(診療科等)

産婦人科

研究責任者(職名)

井田耕一(助教)

研究実施期間

医学部長による許可日~2027年12月31日

研究の意義、目的

切除不能な病巣を有する子宮体癌再発症例に対するプラチナ製剤の治療効果を検討することを目的とします。子宮体癌再発症例に対する治療指針の確立に寄与すると考えられます。

対象となる方

2012年1月1日~2022年12月31日までの間に、信州大学医学部附属病院において切除不能な病巣で再発し、プラチナ製剤を投与した子宮体癌症例を対象とします。

利用する診療記録

年齢、BMI、CA125値、過去の治療歴、過去のプラチナ投与歴、再発部位、再発腫瘤径、 前回治療終了日から再発までの期間、再発時の治療内容、治療後の腫瘤径、治療効果、奏効率、無増悪生存期間、全生存期間、転帰、観察期間

研究方法

切除不能な病巣を有する子宮体癌再発症例を、過去の治療でプラチナ製剤を使用しなかった群(プラチナ投与歴なし群)とプラチナ製剤を使用した群(プラチナ投与歴あり群)に分け、診療録より各種観察項目を収集し、統計学的に比較検討を行います。

共同研究機関名

本研究は、信州大学のみで実施されます。

問い合わせ先

氏名(所属・職名): 井田耕一(産科婦人科・助教)

電話:0263-37-2719

既存の診療記録、検査結果を研究、調査、集計しますので、新たな診察や検査、検体の採取の必要はありません。

当院外へ患者様を直接特定できる個人情報がでることはありません。

必要な情報のみを集計します。研究成果は今後の医学の発展に役立つように学会や学術雑誌などで発表しますが、患者様を特定できる個人情報は利用しません。

この研究にご自分の診療記録等を利用することをご了解いただけない場合、またご不明な点については、上記問い合わせ先までご連絡くださいますようお願いいたします。

研究不参加を申し出られた場合でも、なんら不利益を受けることはありません。ただし、同意取り消しの申し出をいただいたとき、すでに研究成果が論文などで公表されていた場合や、試料や情報が匿名化されて個人が全く特定できない場合などには、結果を廃棄できないこともあり、引き続き使わせていただくことがあります。