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研究紹介

回路設計グループ

パワーマネージメント集積回路

パワーマネージメント集積回路

全ての電子機器には電源を供給する必要があり、高効率で安定した電力供給には必ず高性能な電源回路が使用されています。そのため、電源回路の用途は非常に多岐に渡りますが、近年では特にメニーコア用プロセッサ、不揮発メモリストレージ、携帯機器向けのワイヤレス給電、ワイヤレスセンサーノード向け環境発電(エネルギーハーベスト)といった用途での注目を集めています。宮地研究室では、低損失なワイヤレス給電整流器やしきい値電圧以下の低電圧から集積回路で使いやすい1V程度まで昇圧する回路、3次元集積電源回路の研究を行っています。

磁気デバイスと集積回路のヘテロジニアス三次元実装システム構築

宮地研究室では磁気デバイスに着目し、集積回路とのヘテロジニアス三次元実装を行うことで新しいシステム構築を目指しています。磁気デバイス開発の歴史は長く、多様な動作原理に基づくデバイスが存在しますが、新しいアプリケーションの登場や材料開発の進展に伴い、より集積回路との実装が身近になりつつあります。宮地研究室では近年急速に小型化が進みつつあるパッケージ内蔵インダクタを用いた電源回路設計や磁気光学効果を用いた光プローブ型大電流センサーの信号処理回路設計を行うことで、小型かつ低消費電力なシステム構築を目指しています。

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