リモートセンシングのデータは、広く地球科学の研究を始め資源の有効利用や環境保全のために重要資料を提供しており、建築においても環境工学の分野などで活用されている。しかし、観測日の違い(季節の違い)によって同じ土地でも太陽の日射と大気の状態が違うためデータの内容が変わり、都市の土地被覆分類の比較をする場合や年月の経過を比較する場合など、単純に比較することが出来ない。そこで、季節の違うデータでその情報を表わすCCT値の違いを調べ補正することで、季節に関係なくデータを使用できるようにすることを目的とする。 |