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長瀬 一治

長瀬 一治
写真:教員紹介

長瀬 一治

職名

教授

出身校

東京大院

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研究分野

1. 協同組織金融機関の出資者と法制度
2. 企業の資金調達と法制度

研究テーマ

会社法、金融商品取引法、独占禁止法等の改正法やそれらの関連規則、会計基準、等々に追いついて行くのが,精一杯の昨今です。日本の企業が、国際的な資本 市場から資金調達をするに際して、これらの改正は、使い勝手の良いものになっているのだろうか、を考えてみたいと思っています。ところで、地域の経済界, 特に中小企業の経営者の方々からは、最近の企業に関する法制度や会計基準の改正に対しては、外国の制度への盲従ではないか、日本には独自の文化があるのだ から、実情にあった独自の制度にすべきである、といった消極的な意見も聞かれます。その度に、そういった経営者の消極論や対応の遅れが、いずれは企業活動 に支障をきたすのではないか、という危惧感を感じています。そこで、公開講座や、出前講座等で、法制度の動向を伝える活動も行っていきたいと思います。同 時に、地域の企業の実情についての不勉強を反省し、実情を理解するための調査活動も必要だと考えています。

著書・論文

・「閉鎖会社と種類株式の諸問題」信州法学論集第4号95頁~116頁(単著)2004年8月 ・「証券取引法15条違反の私法上の効力」信州法学論集第2号31頁~61頁(単著)2003年3月

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経済学部:長瀬 一治

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