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美甘 信吾

美甘 信吾
写真:教員紹介

美甘 信吾

職名

准教授

出身校

ロンドン大院(SOAS)

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研究分野

1. 国際政治
2. グローバルイシュー
3. 東南アジア政治経済

研究テーマ

国際政治の課題・グローバルイシューが研究テーマです。「国境を超えて解決が模索される課題に対し誰が何をするべきか」という問題関心から、貧困と開発・ 戦争と平和に関する問題に対する理解を深めていきたいと思っています。国際政治は幅の広い領域の問題を扱う研究分野です。現在は、貧困の撲滅・人間開発に とって重要な「ガバナンス」の問題が研究テーマの中心です。紛争解決・環境問題・社会開発、「ガバナンス」は様々な領域の中で問題となります。その中で も、経済改革の事例を分析し「ガバナンス」の問題を究明することを念頭に研究を続けてきました。「ガバナンス」の問題を理解するためには、まずはこの問題 を特定の地域の歴史的・社会的・政治経済的な文脈の中で考察することが必要だと思います。地域的には東南アジア、特にフィリピンの事例を中心に研究してい ます。国際政治研究においても「現場」での調査を重視し、「現場感覚」を大切にすることを心がけています。まずは、ひとつの国の特定の問題を丹念に分析 し、それを他の事例と比較し位置づけ、時間と空間を越える「知見」を得ることに貢献できる研究にしていきたいと思っています。

所属学会
アジア政経学会
著書・論文

・Shingo MIKAMO “The Politics of Economic Reform in the Philippines: The Case of Banking Sector Reform between 1986 and 1995” PhD Thesis, University of London (SOAS) 2005 ・美甘信吾 「金融・銀行業の安定化―構造・政策の変化とその要因分析」 川中豪 編 『ポスト・エドサ期のフィリピン』 研究双書 No544 アジア 経済研究所、pp.93-130、2005年

その他の業績・活動

参加科研プロジェクトでは、経済学者、文化人類学者といった専門分野が異なる研究者と共に、グローバ ル化でのアジアの国(フィリピン)の社会変化、階層横 断的な「共同性」「市民社会」創出の可能性をテーマに共同研究を進めています。「異文化」の研究者との対話・共同研究は刺激的です。

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経済学部:美甘 信吾

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