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古澤 栄一

古澤 栄一
写真:教員紹介

古澤 栄一

職名

教授

出身校

日本体育大院

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研究分野

1. スポーツ科学(スポーツ方法学)
2. リーダーシップ
3. バスケットボール指導法

研究テーマ

バスケットボールの5対5の攻防の中2対2を捉え、例えば相手を打ち破る方法を3つの攻撃パターンに分類し、ゲームの中で多く現れしかも得点に有効に結び つく方法が見い出せるならば、それを練習の中に多く取り入れる方が勝利に結びつきやすいだろう、といった研究をしている。その3つの攻撃パターンとは、 A:マン・アヘッド・オブ・ザ・ボール系統、B:ドリブル系統、C:ボール・アヘッド・オブ・ザ・マン系統であり、Aは2対2から先行している選手にパス し1対0を作る方法、Bは2対2からドリブルで相手を抜き2対1にし、さらに1対0を作る方法、Cはボールを持っている選手に近づき、例えば壁を作るスク リーン・プレーなどを使いながら2対1にし、さらに1対0を作る方法である。このようなことが他のスポーツにも多く見受けられるならば戦術行動の一般化が 図れることになり、組織的なスポーツ構造が導き出せることになる。また、社会の中で問題が起こるとそれを解決するためによくリーダーとしての資質を問われ ることがある。そんな時、いろいろ困ったスポーツ場面の対処方法や指導者の考え方を紐解いていくと共通点が見い出せる時がある。いわゆる、スポーツを社会 現象の一つとして捉え様々な問題点を浮き彫りにし組織の中で求められる良きリーダーシップ像についても研究している。

著書・論文

・古澤栄一「球技の戦術行動の展開に影響を及ぼす諸原理に関する研究」信州大学法学論集創刊号、2002、 pp.147-159 ・古澤栄一、稲垣安二「バスケットボールにおけるゾーンディフェンスに対する攻撃の体系化に関する研究」スポーツ方法学研究第15巻第1号、2002、 pp97-107

その他の業績・活動

日本バスケットボール協会(JABBA)公認コーチ講習会講師 学校体育及び社会体育指導者研修講座講師・ 長野県体育協会競技力向上専門委員会副委員長兼ジュニア競技者育成プログラムリーダー 長野県代表国体成年男子バスケットボールチーム監督 (1991~1998、2006~) 北信越代表男子学生選抜バスケットボールチーム監督 (全国第3位、石川県松任市、2004)

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経済学部:古澤 栄一

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