接種
- ソルガムとホワイトクローバー種子を表面殺菌(5%次亜塩素酸ナトリウムで30分間)し、滅菌i-wipeを敷いたシャーレ上に置床する。
- 約1週間インキュベーター内で発芽させる。
- 未耕地黒ボク土:川砂:クレハ培土(5:4:1)を100℃で60分オートクレーブする。(土壌のpHを6付近にするため石灰散布)
- 1/10000ワグネルポットに滅菌土を充てんする。
- あらかじめ分離しておいた胞子をスポイトを用いて接種する。
- ソルガム1本とホワイトクローバー3本を移植し、Sun bagに入れる。
栽培
- メタルハライドランプ下で約4か月間栽培する。
- 適時散水する。
- 一部根を掘り出し感染率を確認する。
- 十分感染していれば散水をやめ、枯死させる。
胞子確認
- 約1-2ヶ月後に土壌中の胞子数を計数する。
- 胞子のプレパラートを作成し保証試料とする、記録(種、株、日付、胞子数、継代番号等)ともに保管する。写真も撮っておく。
- 胞子を含む土壌を冷蔵保存する。
参照URL
微生物遺伝資源利用マニュアル
No.9 継代培養によるアーバスキュラー菌根菌の保存