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植物-微生物共生を
分子から生態まで

胞子増殖


接種

  1. ソルガムとホワイトクローバー種子を表面殺菌(5%次亜塩素酸ナトリウムで30分間)し、滅菌i-wipeを敷いたシャーレ上に置床する。
  2. 約1週間インキュベーター内で発芽させる。
  3. 未耕地黒ボク土:川砂:クレハ培土(5:4:1)を100℃で60分オートクレーブする。(土壌のpHを6付近にするため石灰散布)
  4. 1/10000ワグネルポットに滅菌土を充てんする。
  5. あらかじめ分離しておいた胞子をスポイトを用いて接種する。
  6. ソルガム1本とホワイトクローバー3本を移植し、Sun bagに入れる。

 

栽培

  1. メタルハライドランプ下で約4か月間栽培する。
  2. 適時散水する。
  3. 一部根を掘り出し感染率を確認する。
  4. 十分感染していれば散水をやめ、枯死させる。

 

胞子確認

  1. 約1-2ヶ月後に土壌中の胞子数を計数する。
  2. 胞子のプレパラートを作成し保証試料とする、記録(種、株、日付、胞子数、継代番号等)ともに保管する。写真も撮っておく。
  3. 胞子を含む土壌を冷蔵保存する。

 

参照URL

微生物遺伝資源利用マニュアル No.9 継代培養によるアーバスキュラー菌根菌の保存

 



土壌生物学研究室

〒399-4598
長野県上伊那郡南箕輪村8304
信州大学農学部 食料生産科学科
食料生産科学科・応用生命科学科棟C311



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