コンピテントセル作成
- Agrobacteriumを一晩培養する。(2ml YEP, 28℃)
- 培養液を50mlのYEP(250ml flask)に加える。
- 28℃、3-4時間培養(Up to OD550= 0.35-0.65、通常0.5)
- 10分以上氷中で静置する。
- 遠心、3500rpm、15分、4℃
- 上清を除き、1mlの滅菌済み20mM CaCl2(on ice)に懸濁
- 100µlづつマイクロチューブに分注し、液体窒素で凍結後、-80℃保存
トランスフォーメーション
- コンピテントセルを室温でとかし、15mlファルコンチューブに移す。
- 1µlのplasmid DNA (約1µg)を加える。(約1µgになるよう容量を多めに加えても構わない)
- 液体窒素で凍結させる。
- 37℃で5分間インキュベートする。
- ただちに1mlYEPを加える。
- ゆっくり28℃で3時間振とう培養する。
- 1.5mlのマイクロチューブに移す。
- 遠心、10000rpm、60秒、4℃
- 100µlの培地を残し上清をすて、再度懸濁する。
- YEP寒天(1%)培地(+1/2濃度の抗生物質1種類)に全量スプレッドする。
- 28℃で2日間培養する。
- KOD
FX(20µlスケール)を用いてコロニーPCRを行う。
- YEP寒天(1%)培地(+1/2濃度の抗生物質2種類)で増殖を確認する。
- Agrobacterium tumefacienceLBA4404:1/2 Str、1/2 Hm (or
Km、バイナリーベクターの種類による)
- Agrobacterium rhizogenesLBA1334:1/2 Spe、1/2 Hm (or
Km、バイナリーベクターの種類による)
- Sigma社のハイグロマイシンは凍結すると失活するので注意
YEP
Peptone 2 g
Yeast Extract 2 g
NaCl 1 g
DW to 200 ml, pH 7.5
YEP寒天培地
Peptone 2 g
Yeast Extract 2 g
NaCl 1 g
Bacto Agar 2 g
DW to 200 ml, pH 7.5
オートクレーブし、70℃以下に冷えたところで抗生物質(x1/2)を加える。