講義・演習


基本的な講義は森林生態学、森林立地学、育林学の3つです。これらの講義だけでなく演習によって、実際のフィールドに出て「木も見て、森も見る」センスを養っていただきます。また、フィールドでは安全確保が第一であり、そのためにも互いに協力し合うことが大切です。当研究室では、このようなチームプレイの大切さも学んで欲しいと願っています。

学部生対象

森林生態学、森林立地学、造林学、森林専攻研究(卒業論文)、

野生植物生態基礎演習、森林環境学演習、森林科学演習T、森林科学演習U、

森林生態学演習1 森林生態学演習2
2年生成対象の野生植物生態学演習では、植物図鑑を検索し、樹種を同定する能力を身に着けてもらいます。その上で生態調査の実習を行います。
森林立地学演習:西駒演習林 森林生態学演習:戸台
3年生対象の森林環境学演習では、土壌断面調査のほか、様々なフィールドに出て、森林のタイプの違いを体感してもらいます。左は標高の高い西駒演習林(AFC)、右は2年前に河川の氾濫による大きな撹乱がおきた戸台川流域です。
森林科学演習:バイカツツジ 森林科学演習:ウスノキ
3年生対象の森林科学演習Tでは、森林における植生調査や樹木の生活史調査を通じて、直接、森林研究に触れてもらいます。写真は羽広地区のアカマツーヒノキ林における演習の様子です。この日の演習では、植生調査、下層で優占するツツジ科樹木の樹形観察、シュートデザインの計測の3つを体験してもらいました。
森林科学演習U・ゼミ風景 森林科学演習U・チッパー見学会
3年生対象の森林科学演習Uの目的は卒業論文の執筆に向けた準備です。基本的には、森林調査法の習得、学術論文の読解、研究室ゼミでの議論が主な内容です。そのほかにも、林業に関わる講習会参加を通じて森林科学の実務的背景を体験してもらいます。左の写真はゼミの風景、右の写真は木材をチップ化する機器の説明会の様子です。
卒論調査 卒論発表会
4年生対象の森林専攻研究(卒業論文)では、フィールドでデータを集め、卒業論文を執筆し、研究成果のプレゼンテーションを行ってもらいます。専門的な内容を論理立てて表現する科学的能力、専門外の人にも理解してもらえるプレゼンテーション能力、さらに、質問に対して丁寧に答えるコミュニケーション能力を身に付けてもらいます。テーマは個々人に与えられますが、互いに協力して調査を行います。左側の写真は調査の、右側の写真はプレゼンテーションの模様です。



大学院生対象(修士課程)

森林生態学特論、特別研究(修士論文)、山地環境保全学特別演習T(分担)、

山地環境保全学特別演習U(分担)、山地環境保全学特別実験実習U(分担)


大学院生対象(博士課程)

森林立地学特論







トップページに戻る