信州大学工学部建築学科|設計製図アーカイブ

2019年度|工芸デザイン製図Ⅰ

メンバー

担当教員:寺内美紀子・高村秀紀・羽藤広輔・遠藤洋平

TA:水木直人・安田隆広・東出尚也

第一課題「公園に建つ図書館/若里公園県立長野図書館改修計画」

はじめに

  • 若里公園にある県立長野図書館の二階のフロアをリニューアルする。
  • 既存建物のスケルトンを生かし、多様化する現代の図書館の機能を踏まえながら、それだけにとどまらない、長野県の地域づくりに寄与する公共空間を提供する図書館のあり方を構想する。
  • その際、什器類のデザインを工夫し、機能性と独創性を兼ね備えた空間的提案につなげてほしい。

受賞作品

該当者なし

第二課題「旧大型商業施設空きスペースを利用した子育て支援拠点の計画」

はじめに

  • 近年、少子化や核家族化の進行、地域社会の変化など、子どもや子育てをめぐる環境が大きく変化する中で、家庭や地域における子育て機能の低下や子育て中の親の孤独感や不安感の増大等に対応するため、地域において子育て親子の交流等を促進する子育て支援拠点の設置が必要とされている。
  • 一方で、中心市街地の衰退に伴う大型商業ビル空洞化への対策は、2000年頃から各地で展開されており、既存ストックを活用した公共空間の提案は、まちづくりの観点からも有効な手段の1つと考えられている。
  • そこで、子どもや子育てをめぐる環境整備に取り組む長野市の将来像を見据えながら、地域の特色を生かした子育て支援拠点の提案を行う。

受賞作品

銀賞 吉原花梨 「空のうえの洞窟」

雲壁を使って仕切られた洞窟のような子育て支援拠点を提案する。雲はどれ一つとして同じものがなく、かといってそれらは全く違うわけではない。統一感と一貫性のある、広大な風景のおおらかさと洞窟のようなつくりによる好奇心をはぐくむ優しい空間を目指した。
図面・模型
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