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天皇皇后両陛下行幸啓記念 タカトオコヒガンザクラなどを植樹 2016年11月14日、信州大長野(工学)キャンパスで

2016.11.14 お知らせ

2016年6月5日の天皇皇后両陛下行幸啓を記念した植樹が14日、信州大学長野(工学)キャンパスで、濱田州博学長、中村宗一郎理事、半田志郎副学長、遠藤守信特別特任教授ら6人により執り行われました。1949年に信州大学が開学してから初めて、という行幸啓を次世代に語り継ぐとともに、両陛下が全国植樹祭でお手植えされた6種類の苗を独自に集めて植樹し、キャンパスの緑を再生するきっかけにしようという試みです。



この日、同キャンパス正門近くに植樹されたのは、タカトオコヒガンザクラ、ヒノキ、ウラジロモミ、コウヤマキ、シナノキ、ミズメの6種類(計7本)の苗木で、両陛下が第67回全国植樹祭の式典会場でお手植えされた樹種と同じものです。このうち、タカトオコヒガンザクラ(高遠小彼岸桜)の苗木2本は、高遠さくら祭りで有名な伊那市(旧高遠町)より特別に寄贈していただいたもので、このキャンパスに春の訪れを告げる新たな風物詩となるばかりではなく、天皇皇后両陛下のご訪問を後世に伝える礎となり、さらに、次世代を担う学生たちを育むキャンパスの「森」を再生させるきっかけとして期待されています。



濱田学長は、「天皇皇后両陛下は、信州大学の有史以来、初めてお越しになられた。全国植樹祭という50年に一度の機会に巡り合わせたことは幸せなこと。ここに来れば、そのことを思い出す場になればと思う」とあいさつ。さらに、半田副学長(工学部長)は、キャンパスのサクラ、ケヤキ、イチョウなどが植え替えの時期を迎えていることに触れ、「今回の記念植樹を契機として、少しずつキャンパスの樹木も世代交代を行い、キャンパスの樹木整備の元年としたい」と話しました。



セレモニーには学内関係者ら約60人が参加。濱田学長、中村理事、半田副学長、遠藤特別特任教授、山沢清人前学長(現特任教授)、大石修治前副学長(現南信工科短期大学校長)の6人がシャベルを持ち、タカトオコヒガンザクラの2本の苗木に土をかけました。



長野県によると、天皇皇后両陛下が全国植樹祭でお手播きされたカラマツ、シラカバの種が発芽し、苗木が順調に育成しており、2018年春ごろに関係各所に配布する予定があるということで、信州大学はシラカバの苗木を希望しています。



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