長野県議会・環境産業観光委員会がAICSを視察　2016年8月30日

2016.08.31　お知らせ

長野県議会の環境産業観光委員会(委員長・毛利栄子県議、副委員長・小山仁志県議)が2016年8月30日、長野(工学)キャンパスの国際科学イノベーションセンター(AICS)を訪問し、現地調査を行いました。

現地調査に出席したのは、同委員会の県議9人に加え、地元・長野市から選出された県議3人です。一行は同日午後、AICSに到着し、半田志郎副学長・工学部長と田中厚志教授(アクア・イノベーション拠点戦略支援統括)から概要説明を受けたあと、意見交換を行いました。風間辰一県議は「アクア・イノベーション拠点を、地域における新産業の新展開に有用なものと考え、期待している」との意見を述べ、県政への要望の有無について質問。他にも、産学連携ラボ(レンタルラボ)の利用や、プロジェクトの県内企業への波及の可能性などが話題に上りました。

半田副学長は「レンタルラボには信州大との共同研究を展開する企業に借りてほしいと考えている。ぜひ企業にお声掛けをお願いしたい」と要望。田中教授は、今後の企業の参加の可能性について「水処理に関係する構成部材、センサー等の関連企業とは交流の可能性がある。また、物質分離という視点から、食品加工関係の企業にも入ってきて欲しいと考えている」と語りました。

この後、一行は、展示フロアやスーパーコンピュータシステム、測定・分析評価設備などを視察。最後にあいさつした毛利委員長は「現地調査で得た知見を、県政発展のために活かしていきたい」と語りました。