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2019/05/16

5/10(金)「地域活性化システム論」

地域活性化システム論 第4回 課題設定の手法2

こんにちは、そして初めまして!信州大学経法学部2年の浅川雄介です。前期(4月~7月)、金曜3限の「地域活性化システム論」に学生メンターとして、高年次生の視点で参加します!

そして、その模様を毎授業、今回のような記事として皆様にお伝えいたします。この第4回からという出遅れた感満載のスタートですが、学生ならではの生の声をお届けできれば、と思います。

半年間、よろしくお願いいたします^^

それでは、さっそく「地域活性化システム論 第4回 課題設定の手法2(2019/05/10」の授業レビュー、スタートです!
先月、入学してきたばかりの1年生、約50名が受講する、この授業ですが、1グループ6人程度の、計9つのグループに分かれて様々なワークショップを行います。

今回はゲスト講師に特定非営利活動法人SCOPの方々をお呼びして、課題を見つけて解決していくまでの手法を学びました。

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「課題」の正体は、理想と現実とのギャップです。人によって理想や、置かれている現実が異なるため、課題は人それぞれなのです。

多様な課題を共有し、解決を目指すのには、人々の意見を引き出し、課題を明確化するファシリテーターが必要です。

今回は、それを体感するワークショップとして「マシュマロチャレンジ」を行いました!このワークは各チームが20本のパスタ、マスキングテープ、紐を使ってタワーを作り、頂点にマシュマロを載せ、その高さを競うゲームです。

このゲームの成功のカギはファシリテーターが円滑に意見の集約を行えるかどうかにかかっています。
僕が参加したチームでは、皆が互いを気にしてか、ファシリテーターの選出が遅くなり、スロースタートとなりました。

しかし、ファシリテートが機能し始めると、みるみるうちに意見が整理され、効率的に分業を行い、結果として全チーム1位の高さ69センチのタワーを完成させました!(この高さ、スゲェ!!)

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さらに、課題解決の手法として「発散と収束」の繰り返しの必要性を学びました。課題を発見するには様々な意見の発散と、それをまとめる収束が必須です。

そして解決策を生み出すには、多様なアイデアの創出という発散と、それを評価・決定する収束の繰り返しが有効です。

授業では、意見の発散・収束をするツールの一つである、「ブレインストーミング」を体験しました。こちらは、話しやすい雰囲気をつくり、頭に浮かんだアイデアを自他ともに批判せずにポンポンと出していくことが積極的な発散につながります。

そして、出た意見をカテゴリ別に整理するなどすることで、収束ができます。
今回は「地域課題を考える会議に若者を取り入れるために」という議題で、ブレインストーミングを行いました。話しやすい雰囲気が形成できたグループでは「会議を合コン形式にする!」(僕も行きたいっす^^)など革新的なアイデアをたくさん出していました。

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1年生は良い意味で、まだ経験・技術がないので、授業のワークを行うと、あらゆるものを吸収し、驚異的なスピードで成長していきます。

うれしいような、焦りを感じるような、複雑な心境で見守っている浅川でした。それでは皆様、次回の授業レポートもお楽しみに!

文責:浅川雄介 経法学部2年、LIDコース2期生