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(写真 上段左から)杉原副学長(特命戦略(新産業創出、スタートアップ)担当)、中村学長、清水理事(研究、産学官・社会連携担当)、遠藤研究推進部長
(写真 下段左から)伊藤准教授、鳥山准教授、土井准教授、宮原准教授、久保准教授

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令和8年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰において、本学学術研究・産学官連携推進機構(URA)による取組が「研究支援賞(研究開発マネジメント部門)」を受賞しました。

文部科学省では、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な功績を収めた者に対し、その功績を讃えるため「科学技術分野の文部科学大臣表彰」を定めています。そのうち「研究支援賞」は、高度な専門性を有し、研究開発の推進に寄与する活動を行った者を対象としたものです。

本学からの受賞内容は以下の通りです。

受賞内容

【業績名】
研究の強みに基づく水研究拠点形成と産業波及への貢献

【受賞者】

  • ・土井 達也(学術研究・産学官連携推進機構 准教授/URA)
  • ・宮原 大地(学術研究・産学官連携推進機構 准教授/URA)
  • ・鳥山 香織(学術研究・産学官連携推進機構 准教授/URA)
  • ・伊藤 広幸(学術研究・産学官連携推進機構 准教授/URA)
  • ・久保 琢也(学術研究・産学官連携推進機構 准教授/特定雇用)

 

業績の概要

今回の受賞は、本学が強みを持つ「水研究」を核とした研究拠点形成において、URAチームが研究開発のマネジメントを通じて、産業界への波及や社会実装に大きく貢献したことが高く評価されたものです。

候補者らは、信州大学において研究開発マネジメント人材として、水関連研究「アクア・リジェネレーション」を中核とする世界水準の研究・社会実装拠点の形成に貢献しました。その活動は、研究や社会貢献、大学運営、教育、さらにはそれらを統合した大学の戦略的経営全般にわたっています。

具体的には、IR等を活用して強みのある研究分野やニーズの高い社会課題を抽出し、水関連研究へリソースを集中させました 。これにより、大型競争的資金の継続的な獲得や社会実装事例の創出、新規融合研究の創出、研究環境の整備、そして研究・社会実装人材の育成環境の整備などを実現しました。

研究開発マネジメントにあたっては、IRによって大学の強みを可視化し、それらを基軸とした社会課題解決シナリオを全学横断的に企画・推進しました。企業や地域、海外の関係者を巻き込むことで、研究力および社会実装力を強化してきた点に特色があります。

さらに、博士課程の学生や地域の人材を対象に、研究の社会実装能力を強化する仕組みづくりに従事し、人材供給の持続化を図りました。これらの活動を10年以上前から継続・発展させてきたことが、現在の拠点形成につながっています。

その成果として、信州大学は2023年に「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択され、日本の研究力を担う研究大学の一角として認められました。これは拠点形成の集大成といえるものです。複数の社会実装を通じて経済的価値を創出しているほか、人口減少地域に適応した分散型水ソリューションや地産地消型のエネルギー生産供給ソリューションの提供も行っています。また、地域やアフリカ等の発展途上国における水安全・水供給課題の解決、およびそれらを担う人材の育成を通じ、拠点の継続的な発展に寄与しています。

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