松本キャンパスにあるケヤキ並木をご存知でしょうか。医学部在学生や卒業生の方々はもちろんご存知・・・ですよね???医学部医学科の基礎棟と臨床棟の間にケヤキ並木があり、そこに中庭「mPATIO」もあります。実は正門が現在の場所へ移動するまでは、松本キャンパスのメインストリートは元々こちらでした。現在の正門より南側に、1971(昭和46)年まで機能していた正門跡もあります。国道143号線から松本キャンパスを見ると、石垣の色が一部違いますので探してみてください。建物や木々の並びから、旧メインストリートの気配を感じることができます。ぜひ国道側からも、松本キャンパスをご覧ください。
さて、信州大学の学内保育園である信州大学おひさま保育園では、このケヤキ並木周辺を「おじいちゃん広場」と呼んでいます。
その由来は...ケヤキ並木にある初代医学部長竹内松次郎の銅像です!
竹内松次郎(1884(明治17)-1977(昭和52))は信州大学の前身校の一つである松本医学専門学校校長、松本医科大学学長を歴任し、信州大学開学に際しては設置事務局長を務めるなど創設に尽力し、初代医学部長となった人物です。銅像は1981(昭和56)年5月に第6代信州大学長加藤静一ほか有志が建立しています。2009(平成21)年には医学部卒業生のうち成績優秀者を表彰する「竹内松次郎賞」が創設されました。
ケヤキ並木は、竹内松次郎が1946(昭和21)年4月に松本医学専門学校のメインストリートの両側に記念樹を植栽させたものです。これは松本医科大学の創立(医学専門学校から医科大学への昇格)を記念してのものでした。写真右端の人物が、記念植樹に立ち会う竹内松次郎です。

『信州大学医学部二十五年史』p.88より
おひさま保育園の園児たちは、竹内松次郎の銅像を「おじいちゃん」の愛称で親しんでおり、散歩の時には「こんにちは」と挨拶をしたり、周りで遊んで過ごしています。


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