CFMD国際セミナー/国際ワークショップを開催

次代クラスター研究センター研究者招聘事業

CFMD国際セミナー

Iliev博士(Weill Cornell Medicine, Jill Roberts Institute for Research in Inflammatory Bowel Disease)招聘事業

国際セミナーのポスター 
 2017年11月22日(水)、米国コーネル大学のIliev博士(Weill Cornell Medicine, Jill Roberts Institute for Research in Inflammatory Bowel Disease)を迎えて、国際セミナーを伊那キャンパスにおいて開催しました。本セミナーは、信州大学菌類・微生物ダイナミズム創発研究センター(CFMD)の外国人研究者の招聘事業の一環として行われました。

 Iliev博士は、腸内に常在する真菌類(Fungus)の細胞壁成分であるβグルカンを認識する受容体Dectin-1/CLEC7Aが、炎症性腸疾患における新たなリスクファクターとして関与していることを2012年に発見しました(Iliev ID et al., Science, 336, 1314-1317, 2012)。近年、腸内細菌叢/Microbiotaの腸管粘膜系や生体に与える影響が注目を浴びているなかで、新たな研究領域として発展しつつある腸内真菌叢/Mycobiota研究における第一人者として知られています。セミナーでは「Mucosal Immunity to Commensal Fungi in the Gut」と題して、最新の研究成果についてご講演いただきました。セミナーには、学部学生・大学院生のほか、横浜市立大学大学院医学研究科の佐藤隆博士など約80名が聴講し、活発な討論が行われました。

講師情報:

Dr. Iliev D. Iliyan
http://robertsinstitute.weill.cornell.edu/team/iliyan-iliev-phd

参考文献

Iliev ID et al., Nature Reviews Immunology, 17, 635-646, 2017.
Iliev ID et al., Cell Host & Microbe, 18, 139-141, 2015.
Iliev ID et al., Science, 336, 1314-1317, 2012.。

セミナー会場の様子
講演するIliev博士

CFMD国際ワークショップ#1

食品免疫ワークショップ/Food Immunology workshop

 11月21日には、田中沙智助教(CFMD生体調節統合制御部門/農学部動物資源生命科学コース・食品免疫機能学研究室)の研究室において、「食品免疫ワークショップ/Food Immunology workshop」を開催しました。本ワークショップでは、Iliev博士からの研究紹介に続いて、大学院生による口頭発表と研究討論会が行われ、食品成分や微生物などが宿主免疫に及ぼす影響について意見交換が行われました。
食品免疫機能学研究室のスタッフとの研究討論/食品免疫ワークショップ

CFMD国際ワークショップ#2

プロバイオティクスワークショップ/Probiotics workshop

 同日、下里剛士准教授(CFMD超分子複合体部門/農学部動物資源生命科学コース・分子生命工学研究室)の研究室において、「プロバイオティクスワークショップ/Probiotics workshop」を開催しました。ワークショップでは、大学院生によるポスター発表と研究討論会を行い、国際共同研究に向けた具体的な今後の方針について話し合いがもたれました。

分子生命工学研究室:
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/agriculture/lab/shimolab/
ポスター討論/プロバイオティクスワークショップ