○信州大学基盤研究支援センター生命科学分野遺伝子実験支援部門の施設利用細則
(平成16年4月1日信州大学細則第31号)
改正
平成18年3月30日平成17年度細則第39号
平成28年3月30日平成27年度細則第27号
(趣旨)
第1条 この細則は,信州大学基盤研究支援センター規程(平成16年信州大学規程第29号)第14条の規定に基づき,基盤研究支援センター生命科学分野遺伝子実験支援部門の施設(以下「施設」という。)の利用に関し必要な事項を定める。
(利用の条件)
第2条 施設は,遺伝子組換え実験等その他の遺伝子実験に関する教育研究を行う場合に利用できるものとする。
(利用者の資格)
第3条 施設を利用することができる者は,信州大学(以下「本学」という。)の職員並びに大学院学生及び研究生その他遺伝子実験支援部門長(以下「支援部門長」という。)が適当と認めた者とする。ただし,放射性同位元素等を使用する場合にあっては,信州大学繊維学部放射線障害予防規程(平成16年信州大学規程第110号。以下「予防規程」という。)第12条に規定する放射線業務従事者として登録されている者に限るものとする。
2 前項に規定するもののほか,本学の学生が遺伝子実験に関する教育訓練を受ける場合は,支援部門長の承認を得て,当該指導教員の指導のもとで施設を利用することができる。
(利用の申請)
第4条 施設を利用しようとする者は,当該教育研究に責任を有する教員(以下「利用責任者」という。)を経由して,所定の施設利用申請書により支援部門長に申請し,承認を受けなければならない。この場合において,遺伝子組換え実験等を行うときは,別に定める届出又は実験計画の承認を経たものでなければならない。
(利用の承認)
第5条 支援部門長は,前条の利用申請が適当であると認めたときは,これを承認し,利用の承認を受けた者(以下「利用者」という。)に施設利用承認書を交付する。この場合において,支援部門長は,当該実験に利用する区域(以下「実験区域」という。)を指定するものとする。
(利用の変更)
第6条 利用者が施設利用申請書の記載事項を変更しようとする場合は,支援部門長に申請して,改めて承認を受けなければならない。
2 前項の変更の承認については,前条の規定を準用する。
(実験室の利用)
第7条 利用者は,第5条の規定に基づき指定された実験区域内で実験を行わなければならない。
(利用者の遵守事項)
第8条 利用者は,この規程に定めるもののほか,予防規程,安全管理規程及び別に定める基盤研究支援センター生命科学分野遺伝子実験支援部門の施設利用の手引を遵守するとともに,支援部門長の指示に従わなければならない。
(報告等)
第9条 利用者は,教育研究を終了又は中止したときは,速やかに実験区域内を原状に回復するとともに,支援部門長に報告しなければならない。
2 前項に定めるもののほか,放射性同位元素等を使用した場合にあっては,放射性同位元素による汚染の検査を行い,遺伝子組換え実験等を行った場合にあっては,当該実験の生物に由来するすべての廃棄物及び汚染された機器等を消毒し,それぞれの結果を支援部門長に報告しなければならない。
3 利用者は,放射性廃棄物については予防規程に基づき,遺伝子組換え実験等による廃棄物及び汚染物については別に定める規程に基づき,それぞれ定めるところにより処理しなければならない。
(経費負担)
第10条 利用者は,当該利用に係る経費の一部を基盤研究支援センター運営委員会(以下「運営委員会」という。)において別に定めるところにより負担しなければならない。
2 前項の規定にかかわらず,運営委員会が特に必要と認めるときは,利用に係る経費の負担を免除することができる。
(利用承認の取消し)
第11条 支援部門長は,次の各号の一に該当するときは,利用者の利用承認を取り消し,又は利用を中止させることができる。
(1) 利用申請書に虚偽の記載があったとき。
(2) 利用者が第8条の規定に違反したとき。
(3) 施設の管理運営上重大な支障を生じさせたとき。
(4) その他支援部門長が利用させることを不適当と認めたとき。
(損害賠償)
第12条 利用者が,故意又は過失により設備等を破損,滅失又は汚損したときは,速やかに支援部門長に届け出るとともに,これを原状に回復し,又はその損害を賠償しなければならない。
(雑則)
第13条 この細則に定めるもののほか,施設の利用に関し必要な事項は,運営委員会の議を経て,基盤研究支援センター長が別に定める。
附 則
この細則は,平成16年4月1日から施行する。
附 則(平成18年3月30日平成17年度細則第39号)
この細則は,平成18年4月1日から施行する。
附 則(平成28年3月30日平成27年度細則第27号)
この細則は,平成28年4月1日から施行する。