エレクトロ・スピニング法によるナノ繊維メンブレンの製造および表面修飾によるさまざまな分離機能の創出 ゲル:液体と固体の中間的な材料。外部刺激により、硬さ、形状、弾力、色などが変化する。 光刺激によるゲル-ゾル転移と制御された栄養素放出 簡易フィルターテストによるナノ繊維膜の基本性能評価 栄養素の内包と放出 スケールアップによる高効率処理システムの開発 未来社会を支える 緒分子ゲルの応用例 農業から医療、エネルギー分野まで幅広い応用が期待 LEE JI HA 准教授 2015年に韓国の慶尚国立大学で理学博士を取得後、北九州市立大学博士研究員、広島大学先進理工系科学研究科の助教を経て、2024年より現職に着任。超分子化学、ゲル材料。 教員紹介 世界のさまざまな水問題を解決するとともに(SDGs6)、排出された資源を再生して循環を図ります(SDGs12)。水インフラの整備により社会基盤の構築を支援し(SDGs9)、水問題の解決は海洋と海洋資源の保全にもつながります(SDGs14)。開発する水処理システムは温室効果ガス排出量が少ないのが特長です(SDGs13)。本研究の技術は持続可能な社会を実現するためのキーテクノロジーとして貢献します。 向井 康人 教授 三重県伊勢市出身。1989年より名古屋大学で学生生活を過ごし、1998年より名古屋大学で助手、講師、准教授を務め、2024年より現職。化学工学を軸に置き、繊維工学との融合を図っている。 新しいものづくりのアイデアや手法を学ぶだけでなく、それを効率的に活用するためのプロセスデザインまで一貫して学びます。問題の発掘と解決、応用・実践、工学倫理も含め、総合的な工学センスを備えたエンジニアとして即戦力で活躍していると期待しています。 教員紹介 超分子ゲルの研究を通じて、環境にやさしい素材の開発、生体模倣材料、副作用の少ない薬の届け方、効率的な農業など、地球と人にやさしい未来の実現を目指しています。 これからの社会には、地球にも人にも配慮した 「新しいものづくり」が求められています。私たちの研究は、そのような未来を形にしていくための確かな一歩です。 本研究室で培った材料設計力と課題解決力を土台に、環境・医療・農業など多様な分野での活躍を目指します。持続可能な社会を支える研究者・技術者として、地球規模の課題に取り組み、世界に貢献できる人材を育成します。 研究から広がる未来 卒業後の未来像 研究から広がる未来 卒業後の未来像 高さ4.35cm×幅7.5cm 写真サイズ 写真サイズ 49 飲める水を作る浄水処理、汚れた水をキレイにして流す排水処理、廃液から有価物を回収する資源回収は、産業・生活の基盤となる重要な操作です。これらを可能にするアイテムの一つが膜(メンブレン)です。ナノサイズの径をもつ繊維で膜を作れば、超微細な網目で超微粒子をろ過分離できるだけでなく、広大な表面積の繊維表面で溶存している分子やイオンを吸着分離することもでき、さらに繊維表面を機能化することにより特定の物質を選択的に分離回収することもできます。新しい機能をもった膜を創り出すとともに、これらを備えた高性能な水処理システムを開発し、安全・安心で豊かな社会の構築を目指しています。 本研究室では、分子間に働く弱い結合「超分子相互作用」の精密な制御を通じて、環境に配慮し再利用が可能な、持続可能なゲル材料の開発に取り組んでいます。中でも、光・熱・pHなどの外部刺激に応答して構造や物性が変化する、高い柔軟性を持つ「超分子ゲル」に注目しています。私たちは、可逆的な結合を組み込んだ独自の分子設計により、これまで両立が困難とされてきた強度とリサイクル性を兼ね備えた新たな材料の創出を目指しています。 さらに、こうした材料特性を応用し、薬物、農薬、栄養素などを内包し、外部環境に応じて放出を制御する「スマートデリバリーシステム」の構築にも取り組んでいます。 高さ2.65cm×幅3cm 「安全な水」と「リサイクル」のための ナノ繊維メンブレン技術 超分子ゲルで社会課題の解決に挑む 繊維科学研究所 繊維科学研究所
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