繊維学部研究紹介2026
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脂質高分子膜をセンサ素子としたマイクロ流路味覚センサ。味物質受容膜は脂質、可塑剤、高分子膜で構成。経時的な味の変化を検出するためのデバイスの開発をおこなっている。 表面増強ラマンの原理(左)、試作中の不織布SERSガスセンサ(右)。不織布上にナノ粒子を修飾したセンサ素子を用い、ラマンスペクトルから気体分子を検出するセンサの開発を行っている。 カイコガ触角を匂いセンサとした嗅覚飛行ロボット(バイオハイブリッドドローン) 嗅覚飛行ロボットを用いた匂い源探索の様子。直進と回転を繰り返すシンプルなアルゴリズムで探索に成功した。 教員紹介 五感は人類が生き残るために培われてきた感覚です。生まれてから死ぬまで付き合っていく感覚です。五感のうちの味覚や嗅覚は、様々な研究分野において生物学・工学的なアプローチが盛んにおこなわれています。これらの化学感覚のセンシングや再現技術は、人々の暮らしの豊かさ、医療などに多大な貢献をもたらす新しい技術となるでしょう。 田原 祐助 准教授 岩手大学で学位を取得後、九州大学システム情報科学研究院、味覚・嗅覚センサ研究開発センター、五感応用デバイス研究開発センターを経て2025年8月から現職。専門は、センサ工学、バイオエレクトロニクス。 2021年4月から研究室が発足しました。前職での卒業生は、電力会社、分析機器メーカー、食品メーカー、自動車会社、半導体メーカーに就職しています。研究に対する、問題解決能力、コミュニケーション能力を重視した研究生活を送ってほしいと思います。 教員紹介 昆虫嗅覚と機械のハイブリッドは、革新的なロボット嗅覚の実現につながると期待されます。特に、嗅覚飛行ロボットを開発することで、災害下という困難環境における要救助者探査を可能とするシステムの開発が想定されます。研究開発の過程では、匂い検出に特化したロボットはどうあるべきかという設計指針の導出や、昆虫の匂い検出メカニズムの理解という生物学への貢献ができると考えています。 照月 大悟 准教授 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了後、同大学先端科学技術研究センター特任助教、東北大学助教を経て、2023年10月より現職。生体-機械融合による新しいロボット・センサ技術の研究に取り組む。 照月研究室の指導方針としては、研究者の養成を重要視しており、博士号取得や大学教員を目指す道があると考えます。また、学生の皆さんには研究を通じて、これまで想像しなかった「広がりのあるキャリア」を自ら作り出すことを期待しています。 研究から広がる未来 卒業後の未来像 研究から広がる未来 卒業後の未来像 バイオエンジニアリングコース バイオエンジニアリングコース 21 スマートフォンにはマイクロフォン、タッチパネル、ディスプレイといった機能がついています。これらは物理センサと呼ばれ、人の聴覚、触覚、視覚に相当するセンサです。しかし、味覚、嗅覚に相当する化学センサ、さらにはそれらを再現する技術はまだ存在していません。これらの技術が実現されれば、世の中は全く違った世界になるでしょう。本研究室では、化学感覚をセンシングしさらには再現するデバイスの開発をおこないます。生物(バイオ)の持つ化学感覚を工学的(エンジニアリング)にセンシングし、さらに再現技術の構築を目指しています。 照月研究室では、生体と機械の融合を図るバイオハイブリッド工学(主にセンサとロボット)を扱う研究室です。具体的には、人間も機械も扱うことの難しかった環境中の匂い情報を、自在に検出して制御し、利用可能な世界の実現に向けて研究開発をおこないます。環境中の匂いを追跡するために、昆虫の嗅覚(例:触角)とドローンを融合した嗅覚飛行ロボット(バイオハイブリッドドローン)を開発しています。嗅覚飛行ロボットを応用して、既存のセンサ技術の利用が困難な、災害環境下での要救助者探査をおこなう技術の実現に取り組んでいます。 社会に豊かさを提供するデバイスの研究をしています バイオハイブリッドロボットによって匂い情報の自在な利用を目指す 機械・ロボット学科 機械・ロボット学科

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