衣服から加わる圧力をシミュレーションにより予測した結果。動作に伴う圧力分布を設計段階で検討することが可能になる 体温と人体周辺の気温の分布を予測した結果。PMV(予測平均温冷感)等の指標を組み合わせることにより、被服の温熱快適性を予測することが可能になる 堀場 洋輔 准教授 信州大学大学院工学系研究科修了。博士(工学)。信州大学繊維学部助教を経て、2015年より現職。主に、感性工学、計算工学、被服生理学に関する研究に従事。 教員紹介 現在において高分子材料はあらゆる分野・デバイスに用いられています。しかし実際に使用される繊維強度は、まだその分子鎖1本の強度の10%にも達しておりません。繊維材料の高強度化・高機能化は車体、人工臓器、光学機器、スポーツ用品等の分野への軽量化や地球環境負荷の低減に大きく貢献できます。 冨澤 錬 准教授 2019年:信州大学繊維学部_博士号取得 2020年:積水化学工業株式会社_電池研究 2021年4月より信州大学繊維学部 助教 2026年1月より現職 高分子材料の産業用途やデバイス内での働きにも注目しながら研究を進めます。卒業生には繊維業界のみならず、化学・工学メーカーに繊維の重要性を伝えられるような人材の育成を目指します。 教員紹介 人体と被服の間の物理現象をコンピュータ上で再現する方法を研究する一方で、当研究室では物理現象と人間の感性(快適性)の関係についても研究をおこなっています。人体の被服の間の物理現象と感性の関係が明らかになれば、コンピュータシミュレーションにより被服の快適性(着心地)を予測することも可能になると考えられます。 卒業後の進路としては、卒業研究等で培った繊維工学、計算工学、コンピュータプログラミング等の知識・経験を生かし、繊維業界、IT業界への就職が大半を占めています。 研究から広がる未来 卒業後の未来像 研究から広がる未来 卒業後の未来像 13 構造解析は、材料の高機能化・高付加価値化への最大の近道だと思っています。高機能を発現する構造を理解し、その構造を能動的に創り出すことを目的として、日々高度な分析に挑んでいます。 高分子材料は産業用用途に応じて必要な特性が異なります。当研究室では多岐にわたる需要に適した物性・特性を発現させるための開発・分析をおこないたいと考えています。繊維材料の特性を調べるには分子構造(数nmオーダー)から繊維同士の絡み合い構造(数百µmオーダー)まで広いスケールでの解析技術が必要です。この議論を可能にするためにX線散乱・X線CT技術の両方を駆使し、高分子材料の特性を発現するメカニズムを考察しています。 着心地の良い被服を設計するためには、被服と人体の間の物理的な現象を理解することが重要です。しかしながら、着衣時に人体と被服の間に形成される空間は狭小であるため、空間内で起きている現象を観察することは容易ではありません。そこで当研究室ではコンピュータ上に衣服と人体を再現し、人体と衣服の間の力学的・熱的現象を予測・解析する研究(コンピュータシミュレーション)をおこなっています。シミュレーションは、実際に観察することが困難な現象を可視化できることから、被服・繊維製品の設計や評価に貢献するものと期待されています。 繊維内のフィブリル構造の観察 (Ultra-SAXS) 太い繊維をメルトブロー紡糸中に混繊させた不織布(PC/PP nonwoven) 実用途を意識した新規高分子材料の開発とX線による構造解析をしています コンピュータシミュレーションにより 被服・繊維製品を解析 先進繊維・感性工学科 先進繊維・感性工学科
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