大学概要2025
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教育研究等推進・支援組織ア ー スHSU)を設置しました。国内外の関係機関との共創、未来志向でマーケットドリブンな研究開発や社会地バイオメディカル 研究所 生命科学という大きな未知の世界に独創的な方法で挑み、時を経るほどその輝きを増す価値を創造すること、異分野融合研究で世界との人材交流のコアとなり、グローバルな生命科学ネットワークを構築・発展させることを目指します。社会基盤研究 所 データサイエンスを切り口に多様な分野の融合研究を進め、多文化共生を可能とする社会基盤を構築していくことを目指します。特に、地域社会の生きたデータを活用し、大学が保有する基礎理論及びシーズ技術を地域社会に実装していくことに力点を置き、地に足の着いたイノベーションを起こします。繊維科学研究所 繊維工学の基盤に始まり、生物系、材料系、機械・ロボット系及び感性系といった関連分野を包括し、ファイバー工学分野において世界を先導する研究資源を利用することで、最先端の革新的繊維技術を開発し、共同利用・共同研究を通じた社会実装を目指します。山岳科学研究所 地球規模での気候変動に伴う山岳地域における喫緊の環境問題に対し、科学的基盤に立脚した山岳自然環境の保全や活用、再生および防災や減災の実践を通し、山岳地域の自然環境と人間活動との融合の方策を探り、「ネイチャーポジティブ」の実現、持続可能な社会の実現に貢献します。 2023年3月に経営戦略や組織の有機的な連携をマネジメント支援する「アドミニストレーション本部」(A域課題の解決、イノベーションの創出、個性豊かな人材育成等、価値創造の提供と社会的責任を果たす持続可能な大学へ邁進します。 本学は水の循環利用や水由来水素エネルギーの生成・利用など、水を中心とする地球環境再生に関わる諸分野「アクア・リジェネレーション(ARG)分野」の研究力強化に取り組んできました。2023年12月に国の地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)の採択を受け、より一層の研究の卓越性・イノベーション創出・地域貢献を目指すこととなりました。 これらを実施する研究組織として、2024年3月にARG機構を設置し、活動拠点であるARG共創研究センターが2025年3月に竣工しました。 今後、水関連の教育を行う大学院を整備し、水問題が深刻な国々から人材とニーズを受け入れ、国際的な共創と人材育成に取り組みます。同時に、長野県内に実証タウンを構築し、ARG分野の新技術の実証研究を行います。 これらの活動を通して、地域に軸足を置きながらも世界規模での課題解決を実践します。アドミニストレーション本部アクア・リジェネレーション機構(ARG機構)社会実装研究クラスターOrganization for Research and Ed u cati on etc.22教 育 研究等 推進・支援組織

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