医学科研究紹介2025-2026
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乳癌のマンモグラフィ(矢印) 乳癌細胞での様々な蛋白発現の変化甲状腺癌細胞株でのEpCAM/CD44 発現教室内での研究の様子 甲状腺癌切除検体乳腺内分泌外科手術 主な研究テーマ研究から広がる未来卒業後の未来像研究・診療内容の概要3.脊椎班 4.腫瘍班外科は手術を中心に患者さんの病に立ち向かうとても魅力的な診療科です。乳腺内分泌外科学分野では、乳癌、甲状腺癌を中心に総合的な腫瘍の診療を行っています。また、腫瘍を科学的に考え治療を遂行できる「Academic surgeon」を育成すべく、腫瘍の基礎医学的な研究にも力を入れています。臨床および研究の成果を信州から世界に向けて発信し、地域では専門性の高い外科医療を提供できるように、一同努力しています。【 疾患班名 】手術を最大の武器に患者さんの病に挑んでいく外科医はやりがいに満ちあふれています。若い時期に研究にも取り組み、臨床で経験される疑問や問題点に立ち向かう意識を常に持ち、創造性豊かな「Academic surgeon」として信州はもちろん、世界に羽ばたきましょう。基礎研究カーボンナノチューブの生体材料応用を中心に10人以上で多角的に行っています。・信州大医学部内基礎医学教室と共同研究(骨軟骨、筋腱、神経) の研究臨床研究高齢者の運動器検診における病態解明と治療効果の研究提供します。1.上肢班 2.下肢班年間20編以上で、近年は40編以上の論文が生まれています。・ 甲 状 □ 癌 、 乳 癌 の 悪 性 度 や 進 展 に 関 与 す る 分 子 の 解 析・ 乳 癌 や 甲 状 □ 癌 に 抗 腫 瘍 薬 が 効 か な く な る 機 序 ( 薬 剤 耐 性 機 構 ) の 解 析目指すべきもの・日本で罹患率の高い乳癌、甲状□癌に立ち向かう専門性の高い腫瘍外科医。・基礎研究を通し、その成果の理解のもとに診療や臨床研究を行うことができる「Academic surgeon」。・信州大学バイオメディカルセンター:・信州大学繊維学部と共同研究(脊椎生体力学)・運動機能学教室内の各研究グループによる独自・おぶせスタディ(地域住民コホート研究)・上肢、下肢、脊椎、骨軟部腫瘍、骨粗鬆症・運動器の疾患・障害で悩んでいる方に、新規治療法を・超高齢化社会の日本、世界を前進させます。・運動器障害を有する小児に明るい未来を示します。・スポーツ、運動を通じて国民に高いQOLを提供します。・それぞれのグループの紹介を見てください。・査読有の英文論文数は2010年以降、コンスタントに20乳腺内分泌外科学分野チーフ:教授 伊藤 研一外科学運動機能学(整形外科)骨、軟骨、脊椎、筋腱、神経疾患の病態解明と新規治療法の開発小さくともキラリと光るオリジナリティ溢れる研究の推進Surgical oncologist として乳癌・甲状腺癌の治療の発展を目指します 2024-2025 医学科研 究 紹 介

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