→小学校低学年における【領域】(「ことば」,「かがく」,「くらし」,「ひょうげん」) →小学校高学年における教科(「英語科」,「技術科」) →中学校における【教科等の総合化】の試行(理科を中核に) DO 特別の教育課程の実施 ・『学びの総合化』のうち,幼稚園における「遊びの視点」の導入と,学びの萌芽を緩やかに統合する【領域】の設置に焦点化して教育課程を編成・試行・評価/改善した。 ・小学校における【学びの教科化】として新教科「英語科」「技術科」の教育課程について検討するとともに一部を試行した。 ・中学校における【教科等の総合化】として,理科・数学・技術の「教科横断的な学習」を一部試行した。 ・幼小中一貫教育課程として,総合的な学習の時間を通してどのような力を育むか,その最終学校段階である中学校における総合的な学習の時間の特色は何であるべきかという視点から検討した。 DO 特別の教育課程の実施 ・幼稚園における【遊び】の視点の捉え直しと,学びの萌芽を緩やかに統合する【遊びの領域化】について,改善された教育課程を実施した。 ・小学校における【学びの教科化】として新教科「英語科」「技術科」の教育課程を全面実施するとともに,評価・改善した。 ・中学校における【教科等の総合化】として教科等の横断的な学習の充実に焦点化して教育課程を編成・試行・評価・改善した。 ・『学びの総合化』を枢軸とする幼小中一貫教育課程として,「総合的な学習の時間」(小中6年間)で育成する力や小中の特色について検討した。「総合的な学習の時間」で育成される力の評価方法についての検討を開始した。 ・幼小中一貫教育に関する保育・授業公開を行った。(信州ラウンドテーブル) CHECK & ACTION 特別の教育課程による成果の評価 ・『学びの総合化』の教育課程を全面実施した。 ・これまでの実践研究で明らかにした教育課程の全体像を評価・改善しながら実践を再構成する教師の思考や判断に焦点を当ててデータを蓄積してきた。 ・本校に整備されている,校務支援システム(数年後に長野県の全公立学校でも運用する予定)やテストの採点支援システム等を連動させて,一人一人の子供の study log を蓄積する方法の概念図をまとめた。 ・「幼小中を貫く子供のよさからはじまる,探究的な学びのデザイン」をテーマに,三校園で公開研究会を実施した(10/28~10/30)。その中で,【遊び】【遊びの領域化】【領域の教科化】【教科等の総合化】それぞれの探究的な学びを支える要件と方略について,実践と省察の中から明らかにしようとしてきた。 ・公開研究会の中で,福井大学理事 松木健一先生と白梅学園大学名誉教授 無藤隆先生を講師に招き,シンポジウムを行った。 ・教育哲学特別講座(全5回 講師:埼玉大学 岩川直樹教授)を行った。デューイの「民主主義と教育」をテキストに,三校園の有志職員が参加し,特にデューイの述べている「探究」を下敷きに,自分たちの実践を振り返った。 ・教育課程の全体像を評価・改善しながら,探究的に学ぶ生徒の姿や実践を再構成する教師の思考や判断に焦点を当ててデータを蓄積してきた。 第2年次 (平成 29 年度) 第3年次 (平成 30 年度) 第4年次 (平成 31 年度) (令和元年度) 延長1年次 (令和3年度) 延長2年次 (令和4年度)
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