1.DE & I への取り組み(※1) 【用語解説】DE&I(Diversity,Equity and Inculusion):多様な人が働く組織の中で、それぞれの人に合った対応をすることで、それぞれがいきいきと働き、成果を出し続けるための考え。新任教職員研修ハラスメント相談員研修会研修会活動ハラスメント防止研修会(事務職員)ハラスメント防止研修会(各学部や附属病院毎に実施)学生向け啓発活動啓発活動教職員向け啓発活動 ハラスメント防止・対応ガイドをHP上に掲載し、新任教職員に対しては冊子を配布しました。2024年4月3日(水)~6月18日(火)の期間、e-Learningにて、新任教職員を対象としたハラスメント防止研修を、イコール・パートナーシップ(EP)委員会委員長が講師となり実施しました。(受講者68名)2024年6月25日(火)、主にハラスメント相談員を対象とした研修会を、外部講師による双方向型オンライン形式により実施しました。(受講者23名)2025年1月7日(火)~2025年2月28日(金)の期間、e-Learningにて、全事務職員を対象としたハラスメント防止研修会を、弁護士でもある松井博昭特任教授(学長補佐)が講師となり実施しました。(受講完了者737名)長野県弁護士会にご協力いただき、人権擁護委員会委員の弁護士にご講演いただきました。新入生にハラスメント防止リーフレットを配布し、新入生ゼミナールで説明を行うとともに、e-Learningにて、全学生を対象としたハラスメント防止コンテンツを公開しました。(視聴者約260名)例年、土・日曜日に実施される大学入学共通テストにおいては、子育てしながら業務を担当する教職員の支援として、松本キャンパス・長野(教育又は工学)キャンパス・上田キャンパスにおいては小学校6年生までの子どもを対象に一時保育を、伊那キャンパスにおいては託児等料金の補助を実施しています。利用した教職員からは、安心して業務に従事できるとの声が寄せられています。研究者が、出産・子育て又は介護と研究の両立ができるよう支援するために、研究補助者を配置する制度を実施しています。支援を受けた研究者は、研究時間を確保し、仕事と家庭の両立を図っています。また、研究補助者にはできるだけ本学の学生を起用し、研究者の仕事を身近に見聞し、補助業務を経験することによって、将来のキャリアパスにつながるよう配慮しています。■ 大学入学共通テスト試験実施日における 一時保育と託児等料金の補助■ 研究補助者制度による研究活動の支援■ 大学内の保育園(信州大学おひさま保育園)による保育環境の整備■ 県内各地での女性の活躍推進セミナー・ 交流会を実施■ 2024年度活動概要働きやすい・学びやすい環境づくり信州大学では、本学の全構成員が個性と能力を十分に発揮することができる職場・教育環境を実現することを目的に活動を行っています。このたび、これまで男女共同参画の意識啓発、女性研究者等支援、ワーク・ライフ・バランスの推進、SOGI支援に取り組んできた「男女共同参画推進センター」を「DE&I推進センター」に発展的に改組して、様々な背景を持つ構成員の多様性を尊重し、DE&Iに多角的に取り組みます。おひさま保育園は、乳幼児定員90名で、本学に勤務する教職員の仕事と育児の調和(ワーク・ライフ・バランス)をサポートしています。快適な保育施設の下、生後8週から受け入れ、認可保育園では難しい年度途中の未満児の受入にも柔軟に対応し、早期職場復帰希望者へも対応しています。個性と能力の発揮できる多様な社会の実現へ向けて、大学だけでなく、家庭や地域社会全体での機運を醸成し、推進していくため、県内の自治体、企業、団体等と連携して開催しています。信州大学は、ハラスメント(嫌がらせ)のないキャンパスづくりに取り組んでおり、様々な機会にハラスメント防止に努めています。33332.ハラスメント防止への取り組み05DE & I(※1)への取り組み
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