ウォームビズとは、過度に暖房を使用せずとも暖かく過ごせるように工夫することです。農学部環境学生委員会では、辛い物を食べて温まろうという企画を催しました。植物資源科学コースの松島教授の協力を得て、一味やラー油、激辛ドレッシングや激辛ケチャップなど、変わり種の商品も企業から仕入れ、それらを学食に設置しました。学食はとても賑わい、大盛況の企画となりました。週に1回、利用者の多いキャンパス中心部に設置しているゴミ箱の管理を行いました。POPや口頭での注意喚起により、年々分別マナーが向上していることが確認できています。作業中は、通りがかった方にねぎらいの言葉をかけられることもありました。この際、ペットボトルキャップも集めており(昨年度30,500個、61kg)、これを県内のリサイクル業者に提供し、得られた対価を全額、開発途上国の子供たちへワクチンを届 け る 団 体 に 寄 付 し ま した。また、食堂のグリストラップ清掃などを通して、キャンパス環境の美化に努めました。環境に関する様々な課題について学生の関心を高めるべく、12月に、繊維学部図書館の職員さんと連携して「環境図書フェア」を開催しました。例年、世相に応じたテーマをその都度設定し、そのテーマに関わる図書を選定し大学の近くで桃園を営んでいる方のところへ行き、桃の受粉や摘果のお手伝いを行いました。この桃は無農薬で育てられている貴重でおいしい桃です。朝から桃園の自然と触れ合うことは、とても気持ちよく良い経験になりました。また、同じ方が持っている畑をお借りして、サツマイモやトマトなどの栽培もおこないました。て紹介しています。2024年度は「備える(そなえる) ~あなたはどう考え、行動する? ~」をテーマに、様々な社会課題に対して、私たちがどう備えていくかを考えられる図書を紹介し、多くの方に来場いただきました。また「みんなの本棚」という要らなくなった本を置ける本棚を設置して、欲しい本があれば持って行ってもらうという形で本のリユースを促進するための活動を行いました。キャンパス附属農場の一角をお借りし、委員たちでキュウリ、ナス、スイカ、さつまいも、かぼちゃを育て、近隣の子ども食堂に寄付させていただきました。手がけた野菜を食べてくれる地域の子どもたちの笑顔を見て、やりがいを感じました。自分たちで汗を流して野菜を育て、食することで、食や自然のありがたみを実感する非常に良い機会となりました。 ■ウォームビズ企画の開催■ キャンパス内のゴミ箱管理・清掃活動■ 環境図書フェアの開催、みんなの本棚■ 桃園でのお手伝い■ 畑の管理、野菜の寄付上田キャンパス1515
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