生坂村池田町御代田町立科町諏訪市下諏訪町岡谷市長野県との連携(信州大学及び医学部附属病院)市町村連携信州大学人文学部教育学部経法学部理学部医学部工学部農学部繊維学部全学教育センター社会基盤研究所次世代空モビリティシステム研究拠点学術研究・産学官連携推進機構次世代空モビリティシステム共同研究講座産業衛生学講座ランドスケープ・プランニング共同研究講座Integrated Report 2025 Shinshu University自治体向けの研修の様子。県内の7つの市町村の職員約80名が参加しました。信州大学は「信州DX推進コンソーシアム」を2022年7月に創設しています。これは産学官が連携してDX人材の育成やDXを通じた地域課題解決を推進するためのもので、参画自治体・企業・教育機関数は83団体(2025年9月現在。オブザーバーを除く。)を数えます。2024年度には会則改正により、分科会の設置が可能となりました。これにより、参画者の強みを活かしたマッチングが進むことで、コンソーシアムの活動推進が期待されます。コンソーシアムでは、自治体・企業・大学、高専・政府機関のすべての団体が関与することで、各分野の強みを最大限に活用し包括的なDXの推進を実現していきます。参画者の皆さまの知見を活かしながら、地域でDXスキルを持つ人材の育成をさらに推進します。各地域が抱える課題解決に取り組むことは地方国立大学の存在意義として重要です。本学の特徴は、松本を中心に長野、伊那、上田の県内主要4圏域に拠点がある「広域展開型キャンパス」にあります。各キャンパスは地域社会と大学をつなぐ「窓口」として、77市町村という多くの自治体が抱える多様な課題の解決に共に取り組んでいます。また、各キャンパスはそれぞれ旧制高校等を前身に形成されており、例えば日本唯一となる繊維学部は、製糸業で栄えた上田地域の文化等も継承しています。このようにキャンパス・学部の配置は地域行政、産業、住民の暮らし等と歴史的な深いつながりを持っており、それらが地域のみならず大学の大きな資産になっています。地域で培われてきた技術等を研究、人材育成につなげることで地域との深いコミュニケーションも可能になり、それが本学の独自性を持った研究や教育にも活かされています。地域の期待に応え、課題解決から新しい価値を創造する国・地方公共団体・企業等が一体となってDXを推進「信州DX推進コンソーシアム」長野県木曽町王滝村大桑村南木曽町阿智村平谷村根羽村 売木村小谷村白馬村長野市小川村大町市千曲市麻績村松川村筑北村青木村安曇野市松本市山形村朝日村塩尻市木祖村辰野町箕輪町南箕輪村伊那市宮田村上松町駒ヶ根市中川村飯島町松川町高森町豊丘村大鹿村喬木村飯田市下條村泰阜村阿南町天龍村野沢温泉村飯山市栄村信濃町木島平村飯綱町中野市山ノ内町小布施町高山村須坂市坂城町上田市東御市軽井沢町小諸市佐久市長和町佐久穂町小海町茅野市北相木村南牧村南相木村原村川上村富士見町NPO諏訪圏ものづくり推進機構南信州広域連合を含む15機関(共同研究講座コンソーシアム)南信州広域連合を含む46機関(共同研究講座コンソーシアム)42TOPICSNETWORK信州大学及び学部・機構等と地方自治体との連携協定(2025年4月1日現在)Shinshu University Integrated Report 2025持続可能な地域社会の発展に向け地域課題を自治体等と連携し解決へ
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