統合報告書2025
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ビジョンと経営戦略活動実績ガバナンス人と地域の資産財務情報8北米9中南米08117250200150100502014年2015年2016年2017年2018年大学間協定学部間協定2019年2020年2021年2022年2023年2024年合計2025年オフィス前で記念写真(左からHagus Tarno教授、手嶋ARG機構長、神名誉教授、米倉副学長、Widodo学長、Imam Santoso副学長、Andi Kurniawan副学長、浜野准教授)Widodo学長の挨拶本学は大学間学術交流協定校のインドネシア・ブラビジャヤ大学(University of Brawijaya)にサテライトオフィスを設置し、2024年7月に開所式を行いました。同大学とは学部間協定を締結し(2018年に繊維学部、2019年に農学部)、学生の相互派遣や研究室交流、オンライン国際共修授業の実施、同大学主催の国際シンポジウムへの参加等、活発な教育・研究交流を積み重ねてきました。こうした実績を考慮し、2024年1月に協定を大学間のレベルに格上げし、この度のサテライトオフィス設置に至りました。開所式では、ブラビジャヤ大学からは、Widodo学長をはじめ、Imam Santoso教学担当副学長、Andi Kurniawan国際担当副学長等、関係教職員が参加し、本学からは、米倉真一副学長(国際企画・戦略担当)、手嶋勝弥アクア・リジェネレーション(ARG)機構長、神勝紀特任教授、永田浩一准教授、浜野充准教授(以上3名グローバル化推進センター)が参加し、中村宗一郎学長のビデオメッセージが送られました。今後の研究・教育交流推進についての協議も行われ、新たに本学工学部水環境・土木工学科が同大学とインドネシアでのフィールド実証研究を目指すこと、本学農学部と同大学畜産学部の修士課程でのダブルディグリープログラムを設置することが合意されました。また、同大学人文学部日本語学科・日本文学科や英語学科との協議では、オンライン国際共修の実施、学生の相互派遣の推進を目指すこととなりました。本サテライトオフィスの設置を機に交流分野が拡大し、共同研究及び論文投稿、研究資金の共同申請等、今後の協力のさらなる発展が期待されます。各機関との学術交流の中には本学の強みを活かした特徴的なものがあります。例えば、2023年7月に「信州大学とサウジアラビア海水淡水化公社間の海水淡水化分野における覚書」を締結しましたが、これは本学とサウジアラビア各機関との“水循環(アクア・リジェネレーション)研究”でのこれまでの協力関係に立脚するものです。本学は、こうした研究開発に関するネットワーク強化やグローバル人材の育成の推進により、海外の大学・研究機関等との間でWin-Winな形での価値創造を目指してまいります。ブラジル サテライトオフィス・パラナ連邦工科大学インドネシア・ブラビジャヤ大学にサテライトオフィスを設置海外の大学・研究機関等とWin-Winな価値創造を目指す産学官金連携205119862041751591441291099675 69877270957959201208209212202203108115120119113118939389938985アメリカ合衆国メキシコエクアドルブラジル国際学術交流協定数活動実績グローバルIntegrated Report 2025 Shinshu University25TOPICS02

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