24 農村の現場で、聞いて、体験して、考える。中山間-平地-海外の農業比較! 地域で調理�食�健康を学ぶ!GIS を使って水田計測に挑戦。インタラクティブなカスタマイズ学習アプリオープンソースメディアプラットフォーム農村集落の協働を学ぶ。アルゴリズム文書アグリゲーターグローバル化推進センター浜野 充 准教授近畿大学農学部卒、JICA 青年海外協力隊、英国 UEA 農 村開発学修士課程修了、JICA ジュニア専門員 / 技術協力専門家 / 草の根事業(カンボジア)、名古屋大学生命農学研究科博士課程修了、研究員を経て 2015 年信州大学農学部、2023 年より信州大学グローバル化推進センター(現職)グローバル化推進センターバレラ ジャスティン 講師防衛言語研究所と MPC でアラビア語研究の準学士号を取得。SUNY で英語と文学の学士号を取得。NYU で教育権の学際研究の修士号を取得。ハローロケットプログラミングスクールにて 10 年間カリキュラムビルダー、教育者。2014 年から松本大学にて ICT 言語連携プログラム開発を経て、2025 年 2 月より信州大学グローバル化推進センター(現職)研究から広がる未来グローバル化の時代、海外と地域が直接つながり共に学び合い、比較体験を経て、自分が育った地域や農村の農業・産業・経済・生活スタイルの特性や課題に気づくことができます。そのためには、地域社会での人と人の関わりの中で主体的に体験し学ぶこと、海外の農村社会の営みに触れ、体験しながら学ぶことの両方が必要です。また、海外の大学に留学し、住んで・生活して・学習することも推奨しています。卒業後の未来像グローバルな視点を持ちながら、地域課題解決力・協働力を育てると、日本・世界のどのような職種でも、強みや課題に気づき実践できます。私の専門は、農業・農村開発ですので、食・農・環境をベースに、仕事と生活、発展と幸福を考え続け、持続的な社会を構築していく人材育成を目指しています。研究から広がる未来卒業後の未来像コミュニケーションとデータ管理のためのデジタル開発の新たな傾向を理解することは、卒業生が自信を持って正しい決定を下すための準備に繋がります。どのような職種でも必要になる将来のデジタル変化に備えるのに役立ちます。教育におけるデジタルの期待、目標、優先順位は教育、異なる文化的文脈と各国の優先事項から世界中で異なって進化しています。これからさらに重要となるデジタルコンピテンシーに到達するには、より良い実践方法を知り、スキルを習得するだけではなく、グローバルパートナー達の期待とニーズを理解し、さまざまなパートナー達と共に積極的に練習する必要があります。地球と地域の課題を知るためには、文献や講義から学ぶとともに、実社会で体験しあらゆるケースを比較することが重要です。留学生や海外の大学との国際共修授業でグループワークやフィールド実習を行い、その地域で営まれてきた農業や生活、環境・資源管理、組織活動、食品加工や調理を体験し、地域の人々と交流しながら学びます。海外と比較することで、現状と課題に気づき、それらの解決方法について考えます。オンライン地理情報システム(GIS)や社会調査手法を用いて、データ収集・分析・共有方法も学びます。フィールドや地域での協働学習による人材育成効果や生活行動様式の変化、農村地域へのインパクトについて研究を行っています。デジタルトランスフォーメーション(DX)は、作成、共有、保存のための新しいデジタルツールと競合しないように、コミュニケーションと学習を適応させるプロセスです。グローバルパートナー達とのコミュニケーションと学習を通じて、デジタルの期待を理解し、デジタルツールの選択には柔軟性があるという利点を学び、挑戦でき失敗もできると感じる安全な学習スペースを一緒に作成することができます。さらに共有の学習スペースを作成することから、学生一人ひとりが自分達の教育に対する強い責任感、より多くの発言権も持つことができます。総合人間科学系グローバル化推進センター総合人間科学系グローバル化推進センター食・農・環境の持続性と健康的で幸せな社会の構築を目指す!信州と世界のフィールドでの国際協働学習が新たな気づきを生み出す。グローバルな教育リーダーになるために必要な共同学習の DX を実践
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