工学部3年次卒業研究配属された研究室で学生ごとにテーマを与えられ、指導教員のもとで課題に取り組4年生対象専門科目建築・デザイン工学設計製図III4年次1年次共通教育科目学術リテラシー、教養科目、外国語科目、健康科学科目、基礎科学科目1年生対象専門科目建築ゼミナール設計基礎Ⅰ設計基礎Ⅱ設計基礎演習2年次共通教育科目外国語科目エンジニアリング科目必修化されているエンジニアリング科目では他学科の講義を通して専門分野だけでなく、工学全体を見回す視点を養います。2年生対象専門科目建築・デザイン工学設計製図Ⅰ 建築・デザイン工学設計製図Ⅱ建築施工建築法規 など【 4年間の流れ 】特色ある授業紹介物理化学実験(物質化学科)物理化学実験は、物質化学科の2年次水環境実験 (水環境・土木工学科)水環境実験は水環境・土木工学科の3後期の必修の実験科目です。物理化学に関する多岐にわたる基礎的な現象を、実際に自分の手で実験することで理解します。この時、化学実験の安全な計画・実施、実験器具の適切な操作や実験データの適切な解析など、将来研究者・エンジニアなどとして活躍するために必要な実験に対する基礎知識・技術の習得も目指します。取り扱う実験テーマは、基礎的な物理化学現象の解析に加え、「吸着による水の浄化」や「光触媒による有機物の分解」など、環境の保全・改善に役立つ応用技術を含みます。きちんとした基礎知識に基づいて応用展開が出来る人材の育成を目指します。年次後期のプログラム必修科目です。この授業では「水資源」・「水処理」・「水保全」に関する現状と課題について実験を通じて学びます。水質調査、資源分離、エネルギーデバイス等のフィールドワークや実験を通じて実践的な分析力を養うことができます。一例として、広範な応用が期待されている電気二重層キャパシタの実験があります。炭素材料である活性炭や黒鉛を利用して自らの手でデバイスを作製し、材料機能の理解や動作原理の検証を行っています。多くの専門分野が密接に関連する水環境・土木工学科だからこそ幅広い見識を持ち、総合的な問題解決能力を有する技術者を養成することを目指しています。日本無線株式会社は、キャンパス建物の屋上に小型気象レーダを設置し、豪雨を正確に監視し、水害防止に役立てる共同研究を行っています。気象庁や国土交通省のレーダは山岳地帯では高高度の降雨を観測するため、地上での豪雨が正確に把握できない欠点を補うことを目指しています。また、長野県の産学官連携により、レーダやラジオなど無線による情報を「逃げ遅れゼロ」につなげる長野SDGs地域防災プロジェクト「防災・ラジオ工作教室」を子供向けに開講しており、レーダ見学も行っています。局所的豪雨を正確に監視するレーダ信州大学工学部と女子寮があります!若里寮(長野市:2年次~)は女子学生専用階を設けており、女子学生の受入を行っています。全室南向きの個室ほか、共用のミニキッチンや談話室が備えられています。1年次では主に、豊かな教養を身につけるとともに、自然科学の基礎を学習します。また図学や製図の基礎を通して専門科目の一端に触れます。3年生対象専門科目建築施工建築法規保存再生論鋼構造鉄筋コンクリート構造建築設備Ⅰ建築設備Ⅱプロダクトマネジメント論建築設計製図Ⅰ建築設計製図Ⅱ工芸デザイン製図Ⅰ工芸デザイン製図Ⅱ など2年次は学科共通科目を通じて、デザイン、構造・材料、環境・設備、歴史・計画といった建築の基礎について学びます。3年次は「建築学」、「工芸デザイン」のいずれかの分野に軸足を置きつつ、自ら選択したカリキュラムにしたがって学習します。また、学科共通科目や学部共通科目などを通じて幅広い視野の育成にも努めます。これらを通してそれぞれの専門分野を中心に基本的な原理を理解し、多様な人と文化、歴史や自然現象についての幅広い知識とそれらを理解・解析する実践的な能力と論理的な思考力を養います。物質化学概論、電子情報システム概論、水環境・土木工学概論、機械システム概論最終年次は、それぞれの分野の専門知識をさらに深め、先端的な研究ならびに境界領域の研究に触れつつ、研究の方法を学ぶとともに、自由な発想と柔軟な創造力を養う教育を行います。み、成果をまとめます。年度末には卒業研究発表会を実施します。工学部では1年次に幅広く教養科目・基礎科目を学んだあと、2年次もしくは3年次に各教育プログラムを選択します。それぞれの専門分野の理解を深め、4年次の卒業研究に進みます。(※学科によりプログラム選択時期は異なります)例:建築学科TOPICS27
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