土曜市民教養教室は、信州大学全学教育センターの社会貢献活動と教養教育の充実・発展に寄与することを目的として、平成20年度にスタートしました。平成23年度からは全学教育センターの公開講座に位置づけられています。 この公開講座は、多様な研究分野にわたる教員が所属している全学教育センターのメリットを生かした、多彩な内容であるのが特徴です。講座は室内のみならず、野外においても実施されています。令和6年度までに、延べ131の講座が開講され、約1,950名の市民のご参加をいただいています。 開かれた大学を目指し、教職員、学生及び地域住民の方々の相互の親睦を深めるとともに、現代社会のさまざまな問題をともに学び考えていくために、全学教育センターの教員有志が、フレッシュキャンパスセミナーという公開講座を定期的に開催しています。 さまざまな分野の講師が、自分の専門分野について、わかりやすく講演します。毎回、多数の教職員、学生ならびに地域住民の方々が参加しています。 公開講座「土曜市民教養教室」01フレッシュキャンパスセミナー02学びの様子地域に開かれた大学としての全学教育センターの取り組み 全学教育センターには、さまざまな専門分野の教員が約30名おります。このほかに、各学部に所属する教員や非常勤講師などにより、約1,000の共通教育科目の授業を開講しています。「ドイツ環境ゼミ」では、ドイツ語を学ぶ学生がドイツの様々な環境関連施設で視察を行います。マレーシア・サラワク州を訪問し、自然保護やエコツーリズム、クリーンエネルギーなどについて学びます。信州ならではのフィールドを生かし、自然や仲間、自分自身と向き合います。リール大学の語学学校で学んだり、市内の施設を見学したりして、歴史や文化への理解を深めます。フィールドワーク入門ゼミスノー・スポーツ生活のなかの天文学フランスリール大学研修ドイツ環境ゼミ環境マインド実践ゼミⅡ(グローバル編)学生同士が話し合ったことを、教員とともに考えながら理解を深めます。受講生によるアンケート結果を共有することで、宇宙に対する学際的な視点を身につけることが出来ます。
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