信州大学のカリキュラムと共通教育 信州大学のカリキュラムは、4年間(医学部医学科は6年間)の自己形成において、専門的知識とともに幅広い知識を獲得し、総合的な判断力や批判的精神、さらには豊かな創造力を自ら培うための機会を提供することを目的としています。この目的を実現するために、信州大学のカリキュラムは、共通教育と専門教育の2本の柱からなっています。●基盤系 は、初年次教育を含む以下の7つの区分・科目に分けられます。学術リテラシー …データサイエンス …リテラシー統計 ………………科学史 ……………現代社会論 ………健康 ………………言語(1年次 )…高校時代に学んだことを大学生としての視点から改めて学び、「自ら課題を見つけ、内容を理解し・まとめ、他者に伝える」能力を育む、学修の最初の一歩となる科目です。社会におけるデータ活用、データリテラシー、データ・AI利活用の全般にわたってオンライン教材を通じて学習します。データや資料の情報について精査し、それに基づいて論理的な分析・課題解決を行うことができる思考力を身につける科目です。過去の出来事から自己にとって有意義と考える事象を自ら選択、その意味を主体的に認識して科学的に追究する科目です。自分とは異なる文化や価値観に対する寛容かつ批判的なものの見方、多様性を理解・尊重する能力を身につける科目です。大学生活を健全に送り、かつ生涯にわたって健康を維持促進するための健康科学の知識と実践を身につける科目です。大学教育を受けるための基礎的な能力である外国語コミュニケーション能力を身につける科目です。●教養系 は、以下の3つの区分に分けられます。人文・社会 ………自然・技術 ………環境・健康 ………哲学、芸術学、文学、社会学など12科目からなります。数理科学の世界、物理学の世界、情報学入門など7科目からなります。環境科学、社会と健康、キャンパススポーツ実習など7科目からなります。●専門基礎系 は、以下の2つの区分に分けられます。言語(2年次 )…基礎科学 …………基盤系に配した「言語」の学修を踏まえて、専門教育や研究で必要とされるより高度で実用的な能力を養成する科目です。数学、物理学、化学、生物学、地学の各科目により、専門教育につながる基礎的な能力を育成する科目です。※基盤系及び専門基礎系の「言語」は英語、中国語、ドイツ語、フランス語、ハングル、スペイン語から 構成されています。〇社会人として必要な幅広い教養の修得 ○問題解決力・探求力の開発ENGINEプログラム(金沢大学・富山大学と連携)ShinXiaプログラム(長野大学・佐久大学と連携)他者と協働して主体的に学ぶ能力を育成する思考力・判断力・表現力を育成する大学教育の基礎となる知識・技能を育成する学部の専門教育へ共通教育「信大コンピテンシー」を有する学生の醸成教養系人文・社会自然・技術環境・健康学力形成に不可欠な基礎・基本的な知識の習得・能力開発基盤系ENGINEは地域創成人材、ShinXiaは地域活性化人材の養成を目的として、他大学と連携して実施しています全学横断特別教育プログラム専門基礎系言語・基礎科学科目意欲のある学生が、専門分野を超えた知や分析視点を獲得する学習機会を提供するものですローカル・イノベーター養成コースグローバルコア人材養成コース環境マインド実践人材養成コースストラテジー・デザイン人材養成コースライフクリエイター養成コース・学術リテラシー・データサイエンス リテラシーリテラシー・統計・科学史・現代社会論・健康コア科目・英語 ・フランス語・ドイツ語 ・ハングル・中国語 ・スペイン語言語
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