55クローキングデバイス（光学迷彩）やロケーションカムフラージュ（位置偽装）は好奇⼼が湧くのはもちろんのこと、測定⾃体が測定対象の物理場へ影響を及ぼさない次世代のインビジブルセンサーや，⾼度なホログラフィー技術などへ応⽤される可能性があります．藤 井 研 究 室 で は 『 ⾃ ⽴ し た 挑 戦 的な エ ン ジ ニ ア 』 の 育 成 を ⽬ 指 し て，研 究 指 導 を し て い ま す 。 卒 業 ⽣ は製 造 業 を は じ め と し た 様 々 な 企 業に エ ン ジ ニ ア と し て 就 職 し た 学 ⽣ 、⼤学院⽣がほとんどです。学部の４年⽣のときに研究室配属され、そこで研究の⾯⽩さに気がつきました。研究分野や内容に関わらず、何かしらの結果を出したときの達成感や研究⽣活に充実を感じたのだと思います。そして、強く研究職を希望するようになりました。2012年3⽉ 博⼠（ ⼯学）を名古屋⼤学にて取得。2012 年 4 ⽉ に 秋 ⽥ 県⽴ ⼤学 助教に着任後、2013年10⽉より信州⼤学 助教、2019 年 4 ⽉ よ り 准 教 授、2023年4⽉より教授研研 究究 シシシ ーー ズ共同研究・外部資⾦獲得実績光の透明マント機能を実現する構造の設計。同じような機能が機械系の物理（ ⼒学、 熱、振動・⾳）においても実現可能。ロケーションカムフラージュ（位置偽装）のトポロジー最適化。 光源が右側（ Source）にあるにも関わらず、外部からは実際にはない左側に光源（Virtual Source）があるように観察される。藤井研究室では⾰新的な構造設計法の構築を⽬指し、最も設計⾃由度の⾼いトポロジー最適化の研究を⾏い、その構造モデリング、最適解探索アルゴリズム、制約条件およびその実装法、関連する数値解析⼿法の開発をしています。さらに、これまでにない⾰新的な機能に向けて、開発したトポロジー最適化を⽤いてクローキングデバイス（光学迷彩）やロケーションカムフラージュ（位置偽装）などの先進的なデバイスの構造設計を⾏います。QRを配置『『トトポポロロジジーー最最適適化化』』にによよるる⾰⾰新新的的機機能能のの創創⽣⽣とと⾼⾼性性能能化化研究キーワードトポロジー最適化・有限要素解析・⼤規模並列計算・メタストラクチャ ・メタマテリアル・クローキング・ロケーションカムフラージュ・イリュージョンフィジックス研究から広がる未来卒業後の未来像私の学問へのきっかけ教授 藤井 雅留太nレベルセット形状表現に基づくトポロジー最適化nCMA-ESを用いたトポロジー最適化n並列計算により大規模有限要素解析n光の高精度数値解析lCMA-ESによる非線形トポロジー最適化の開発と超弾性メカニカルクロークへの応用（科研費（基盤研究B）, 2020~2025）lCMA-ESを用いたマルチフェーズトポロジー最適化法の開発と光デバイス応用（科研費（若手研究B）, 2017~2019）lメタサーフェスを用いた新機能音響デバイスの最適設計法の開発（科研費（基盤研究C，分担）, 2016~）l広周波数帯での不可視化を目指したワイドバンド光学迷彩のトポロジー最適化法の開発（科研費（若手研究B）, 2014~）l光学迷彩を指向した光制御に関するトポロジー最適化法の開発（科研費（研究活動スタート支援）, 2012~2014）l表面効果を考慮した光学デバイスのレベルセット形状表現に基づくトポロジー最適化法の開発（カシオ科学振興財団 研究助成, 2013 ）lフロントガラスへの応用を指向した無反射構造のトポロジー最適設計法の開発（マツダ財団 研究助成, 2012~2013 ）l有限要素法によるポーラス・コロイドフォトニック構造の特性解析（科研費（基盤研究C，分担）2011~2014）最近の研究トピックスn CMA-ESを用いたトポロジー最適化n メタデバイスのトポロジー最適化
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