工学部研究紹介2026
128/132

127設計製作系設計製作系機器分析系情報処理系計測調査系加工技術センターという「モノづくり」の現場で、専門スタッフによる「モノづくり」の支援をしています。加工技術センターとは、工作機械などによる加工を行うための施設で、実習や実験の支援、卒業研究などに必要な実験装置やその部品、試験片などを作製するための機械加工を行っています。実習では様々な工作機械を使用するので、学生は実習を通じて技術的なスキルを身につけることが出来ます。スタッフは学生の安全な加工を見守ると同時に、一緒になって考え、作り、悩み、学ぶということを行っています。情報処理系では、学生や教職員の教育・研究・業務を、主に情報通信技術の利活用を通じて支援しています。具体例としては、学生実験や研究の技術支援、LAN・VPN構築、サーバ導入、機器監視システム構築・運用、情報セキュリティ事故対応、アプリケーション開発、Webページ作成、動画撮影・編集、ITヘルプデスク、オンラインイベント運営支援などがあります。また長野(工学)キャンパス情報システム管理委員会と連携して、同キャンパス内の情報通信ネットワークや、講義室・会議室などの公共エリアにあるWi-Fiの整備・保守を担当しています。計測調査系では、機械・電気・建設・情報系など、それぞれのもつ専門知識や技術を活かして、実験や実習の授業を中心に、教育研究支援を行っています。そして、その学科や研究室が所有する研究装置の管理も行っています。 関連する分野としては、水環境・土木工学科、建築学科、機械システム工学科、電子情報システム工学科等があげられます。また、安全衛生に関連する資格を取得したスタッフが職場巡視や作業環境測定を担当し、キャンパスの安全管理に貢献しています。基盤研究支援センター機器分析支援部門長野分室に設置されている共同利用大型分析機器の管理・運用、研究支援を行っています。需要の高い電子顕微鏡やX線回折装置を中心に、利用者に対して機器の講習や基礎講座を開催し、機器の有効活用を図っています。技術相談や依頼分析では様々な分析アプローチを提案しています。マテリアル先端リサーチインフラ事業・研究基盤共用事業にも参画し、学内だけではなく、学外からの依頼分析も行っています。技術部QRを配置学学生生のの皆皆ささんんのの実実験験・・実実習習・・研研究究をを様様々々なな分分野野のの技技術術者者がが総総合合的的にに支支援援ししまますす溶接の技術指導の様子Si[110] STEM像学生が製作した卒業研究用部品ガイダンスの様子LANの整備や障害対応を担当コンクリート破断実験Wi-Fi機器を設置する様子AED救命講習会開催

元のページ  ../index.html#128

このブックを見る