情情報報理理論論~~未未来来のの通通信信へへのの指指標標~~研究から広がる未来卒業後の未来像電 気 通 信 大 学 助 手 を 経 て□□□□年より現職。情 報 理 論 と そ の 応 用 の 研究 に 従 事 。 シ ス テ ム エ ンジニアの経歴も持つ。地 震 の 緊 急 信 号 の 伝 達 は 、 □秒 遅 れるだけでも甚大な被害の拡大につながります。情報の伝達と遅延の関係を解き明かすことができれば 、緊急信号の伝達方法の改善につながるかも知れません。あるいは、もっと高画質の動画をストリーミングで楽しめるようになるかも知れません。研究を通してプログラミングの技術が身に付きます。また、数理科学の訓練を通して先入観から自由になったり、揺るぎない理解に到達することを体験します。つまり目からうろこが落ちます。聡明な思考で問題に取り組めるようになるでしょう。情報理論のイメージ最初にパソコンに触れたのは確か小学□年生の頃でした。夢中になっていろいろなプログラムを書いていました。最初はじゃんけんゲームなどを作っていました。中学生の時、再帰呼び出しのアイデアに気づき、迷路を解くプログラムに応用しました。その後高校大学と進むうちに、プログラムの背後には数学的構造があることを知るようになりました。学部を卒業してから情報と数学の関係に強く興味をもち、研究の道に進みました。子供の頃から培ってきたプログラミングの力が研究に役立っています。悟性のないところに情報は存在しない。情報の本質はデジタルであり、不連続である。情報の本質は数式の向こうに透けて見える。学生は各自が個別の研究テーマに取り組んでいる。だからこそ仲間からの率直な意見は貴重である。親睦も深めなければ。◼ 情報伝達における遅延最小化問題の情報理論的解明◼ 算術符号の精度に関する遅延と符号化レートの解析◼ 情報源符号化における遅延と符号化レートの解析◼ 不規則に発生するシンボルに対する符号化の遅延最小化通信・放送・記録媒体などはすべて情報源から受信者へ情報が届けられる過程とみなすことができます。西新研究室では様々な情報伝送システムを数理モデルで表現し、性能の理論的な限界を探求しています。現在、実用のためのノウハウは蓄積されていますが、事象の背後にある数理は解き明かされたとは言えません。理論的限界を示すことによって、未来に実現できることを描くことができます。◼ 情報理論とその応用研究シーズ◼ □□□年後の通信技術に備えて数学的理論の構築を進めています。最近の研究トピックス◼ 情報スペクトルに基づく情報理論私の学問へのきっかけ准教授 西新 幹彦研究キーワード共同研究・外部資金獲得実績(科研費基盤□□□□□□□□□□□□)(科研費基盤□□□□□□□□□□□□)(科研費基盤□□□□□□□□□□□□)(科研費基盤□□□□□□□□□□□□)104
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