農学部案内2025-2026
23/28

● 22農学部の国際的な取り組みEnglish SalonEnglishスタジオサマースクール研究留学勢いで行動、してみませんか海外農学実習アメリカ/カリフォルニア州立大学チコ校(2024年9月7日~2024年9月27日)交換留学週に一度、お昼ご飯を食べながら、学生同士で英語を使ってコミュニケーションを楽しむ場です。英語に自信がある人もない人も大歓迎!まずは聞くだけ、日本語で参加もOKです。留学生が月に1回、母国を紹介してくれるGlobal Salonもあります!英会話スキルを磨きたいという学生向けに、外国人教員Fawaz先生による少人数制の英会話レッスンを開講しています。失敗を恐れずチャレンジすれば、英語力は必ず伸びます!毎週開講していますので、一歩ずつ地道に頑張りましょう。海外の協定校が実施する約2週間の研修・国際交流プログラムに参加します。協定校や他国からの参加学生とともに、海外の食品・農業・畜産分野について、講義や実習、地域の食品産業や農場の視察を通して学びます。海外の大学の研究室に滞在し、1か月~半年間、実験や調査を行います。海外の研究者と共同研究を行っている研究室に所属する学部、修士課程、博士課程の学生が対象で、共同研究者や現地学生とともに研究活動を行います。学術交流協定を結ぶ欧米・オセアニア・アジアの大学に、6か月間~1年間留学するプログラムです。協定校の授業を1学期/2学期間フルに受講し単位修得を目指します。本学を休学せずに留学ができ、協定校での授業料は発生しません。海外農学実習約2週間現地に滞在し、海外の協定大学における先進的な研究・社会連携の取り組みや、開発途上国における農業・農村フィールドでの研究について、体験しながら学びます。 カリフォルニア州北部に位置するチコは、昔ながらの伝統や文化を大切にしている一方で、大学を中心としたカレッジタウンになっているため、幅広い世代の人々が活発に交流しています。留学生も多く、学生が主体となった活動や交流イベントが数多く存在するなど、大学全体が活気に溢れています。 授業パターンは主に①留学参加者のみの講義、②現地の農学部生と共に受ける講義、③フィールドワークの3つでした。先生や現地学生の英語は早口なことも多く、内容の理解に時間がかかってしまったり、グループワークでほぼ発言できなかったり、自分の英語力の低さを実感し悔しい思いをすることもありました。しかし、身振り手振りやイラストを用いてなるべく周囲の人と積極的にコミュニケーションを取ることを心がけたことで、伝えたいという意思を全力で表現すれば意外と相手に伝わることに気が付きました。講義中の雰囲気は日本とはまるで異なり、先生と学生が共に授業を盛り上げているという印象でした。フィールドワークでは、広大な敷地を持つ大学農場から地域の農家・生産工場など様々な場所を訪れ、改めて日本とアメリカの農業における規模的・技術的・文化的な違いを実感しました。 私がこの留学で学び得たことは、怖がらずに挑戦することの大切さです。人生初留学への挑戦、自己表現への挑戦、コミュニケーションへの挑戦と、ひと夏で数えきれないほど多くの挑戦ができたことで、失敗を恐れずに行動することがいかに自分の考えや価値観にポジティブな影響を与えてくれるのか実感しました。留学と聞くと、どうしても大変そう・難しそうといったイメージを抱いてしまいますし、実際困難なことも多くありましたが、それを遥かに上回る学び・かけがえのない出会いがあり、結果的に人生最高の経験になりました。留学にほんの少しでも興味を持っている皆さん、新しいことに挑戦してみたい皆さん、ひとまず行動してみませんか。植物資源科学コース4年五十嵐 羽音さん(出身地/栃木県)アメリカ合衆国留学体験記

元のページ  ../index.html#23

このブックを見る